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古代史の謎を攻略する 松尾光(著/文) - 笠間書院
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古代史の謎を攻略する (コダイシノナゾヲコウリャクスル) 奈良時代篇 (ナラジダイヘン)

文芸
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発行:笠間書院
四六判
256ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-305-70493-1   COPY
ISBN 13
9784305704931   COPY
ISBN 10h
4-305-70493-5   COPY
ISBN 10
4305704935   COPY
出版者記号
305   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2009年11月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

ひとつの出土史料から、そして史料の読み方から、
定説が崩れることもある。
古代史の数々の謎に、同時発売する「古代・飛鳥時代篇」とあわせて184話で答える。
付「読書案内」。

目次

第三章奈良時代/政治篇
01あれもこれもみんな藤原不比等の差し金だった、といってていいの
02中納言の直接の設置目的は、政敵を蹴落とすための便法だったって
03天平政界をウラで支配してきたのは、ほんとは蘇我氏だったんじゃないの
04木簡の見つかった平城左京の邸は、長屋王邸じゃなかったって
05長屋王は、なぜすっぽりと罠にはめられてしまったのか
06藤原広嗣は、ほんとうは聖武天皇の首を狙って挙兵したのか
07聖武天皇が家出..五年間も続いた放浪の旅
08玄フトは、怪僧ラスプーチンの前身だったのか
09安積親王の急死は、藤原仲麻呂の魔の手によるものだったか
10そんな無茶苦茶な......。光明皇后がかわいい甥を出世させた超奥の手
11村長たちも支持していたのか? 橘奈良麻呂のクーデタ
12ほんとにやる気? 外交知識の欠如が露見した仲麻呂の新羅遠征計画
13用意周到に準備していたはずの藤原仲麻呂が、なぜ袋のネズミになったのか
14すご~い。大伴家持の雨乞いは、天に通じたみたい
15宇佐八幡の神託は、道鏡のやらせだったの
16道鏡が天皇に? 称徳女帝は清麻呂に何を期待して送り出したのか
17藤原氏は、どう細工して政府高官を独占していったのか
18政変・独裁の温床は、五位以上の昇進制度にあったって?
19都大路の並木には、何の木が植えられていたか
20不破関って、だれからだれを守っていたのか
21これこそ元祖「光通信」だ! 中国から輸入したての最新鋭施設・烽の威力
22古代の駅って、いくら待ってても乗せてくれないの
23安全なはずの海上交通なのに、遣唐使船はなぜ命がけだったのか
24遣唐使って、まさか長安・洛陽の観光ツアーじゃないよねぇ
25大伴古麻呂の「朝賀の席次」事件はあったの、なかったの
26藤原清河には、藤原氏のどんな特別な願いが込められていたの
27芝居かい、それともほんとの酒乱かい、ウィ~ッてんだ。光仁天皇の酔いどれ処世術
28都をあたらしく建設するというのに、それが財政緊縮だって? 長岡京建設のおかしな動機。

(付録/平安時代篇)

29捕虜虐殺! 顔を潰された軍神・坂上田村麻呂
30学問の神様・菅原道真も、最終成績は中の上どまり
31一人殺すも二人殺すもホントに同じですか? お人好しの平将門
32四川省・チベット地方にも『竹取物語』があったんだって?
33占いの大家・安倍晴明は、どうやって未然のことを知りえたのか
34持つべきものは姉? 姉の七光りで得られた道長政権
35きゃっ、おばけ! これが清少納言のなれのはて?
36『源氏物語』は、読み手のリクエストをうけて作られたの? 売れっ子作家・紫式部の健筆
37都育ちの貴族武者・源義家を唸らせた、安倍貞任の返歌とは
38保元の乱は、崇徳上皇の出生をめぐる「あの噂」のせいだったの?
39日本一の大天狗とあだ名された後白河は、十歳でもうカラオケの天狗だった

第四章奈良時代/宗教・文化篇
01神社で血を撒いたら、神様が喜ぶんだって
02大嘗祭の席で、天皇は神様と何をしているの
03新嘗祭の日には、なぜ外で待たされなくちゃいけないの
04死んだ人のたましいはどこにいっちゃうの
05東大寺大仏や国分寺を作ろうといいはじめたのは、いったいだれ
06東大寺のお水取りには、どんな意味があるのか
07東大寺正倉院の宝物はどうしていまに伝わってきたのか
08薬師寺は平安時代まで伽藍が二つあったのか
09興福寺仏頭は、もともとちがう寺の本尊だったの
10前世の祟りを看破! 行基のものすごい超能力
11あんたは迷惑! 遣唐船への乗船を拒まれていた鑑真
12鑑真は、どうして「招かれざる客」になっちゃったの
13人殺しまでやってのけたって? 加持祈.の天才・空海
14ドーキョーって、鏡じゃないの。それじゃ、なんの役に立つのさ
15瑞祥って、なんでそんなにめでたがるの
16『日本書紀』に書いてあることは、ほんとうに信用していいのか
17『古事記』と『日本書紀』は、どうちがうのか
18『古事記』は、平安時代に作られた偽書だったのか
19『日本書紀』の内容は、どこまで考古学的に証明されているのか
20天照大神のモデルって、持統天皇のことだったの
21羽衣伝説って、世界中にあるんですか
22古代の占いって、どんなことをしていたの
23なんで十五夜なのに、満月になっていないの
24古代の『風土記』って、平安時代にも作られていたの
25これでも本歌どりか? 白鳳文化人・葛野王の文学的な実力とは
26大伴家持は、厭世観から歌わぬ歌人となったというのはホントか
27えっ! あの万葉歌人の家持さんは犯罪者として葬られたの

第五章奈良時代 /経済・社会篇
01日本には、世界史の必然といわれた奴隷制社会の時代がなかったんだって
02古代の稲作は、種の直播きから田植えへと発展したのか
03古代農村の田園風景は、稲穂の群れがまだら模様になっていた
04貧窮問答歌にみる庶民のくらしぶりは、とうじの庶民の姿じゃない
05平城京では極貧、農村ではエリート。下級役人の両用の生きざま
06出世したけりゃ、通報しちゃえよ。スパイだらけの密告社会
07上司は半ドンで、下っぱは四~五日に一度残業だって
08年に十日という歳役は、一度も実施されたことがないんだって
09庸調は物納税っていうけど、場所を決められてやる労働税じゃないか
10防人はほんとうに東国の人ばかりだったのか
11えっ、私が農民闘争の闘士だって! いま引っ越してきたんだよ
12条里制は、ほんとうは平安中期から施行されたんじゃないの?
13班田収授制は、農民の抵抗などなくとも、自滅していた?
14墾田永年私財法は、東大寺大仏を建立するためのまき餌だった
15ここが荘園だって聞いていたけど、だれも人影が見あたらないよ
16奈良時代の時刻は、定時法なの不定時法なの
17和同開は、日本最初の鋳造銭じゃなくなったの?
18東の市でさっき買ったんだけど、これって盗品の故買じゃないのよぉ
19「♪楡の木陰で」の楡? そんなもので味付けできるのホントに
20藻塩をホントに焼いたら、食べられる塩が採れるんですか
21鹿・猪の肉は、どうやって捕獲してたんですか
22犬と猿を一緒に食べたから、胃のなかで仲違いして宿酔いになっちゃったのかなぁ
23えぇっ、私は下戸なのに、酒を飲むのは国民の義務なんですか
24「夏こそ鰻を」は、土用の丑の日以前からの常識だったのか
25桃って食べ物じゃなくて、漢方薬だったの
26行き倒れの旅人のために、政府はどういう対処をしてくれていたか
27杉・槇・樟・桧の用途は、神代の時代から決まっていたって
28パパってのは、父なの母なの、いったいどっち
29外国の文字で日本文を記すなんて、どうやってできるの
30庶民に名はあるけれど、氏なんてもとからないんだってサ
31屎麻呂と名前を付けられたら、生きていけな~い
32あの~聞きにくいんですけど、トイレ・用便はどんなふうにしていたの?
33いやらしいわねぇ。なんで私のほくろの位置を知りたいのョ
34古代の女性は、夫が妻問いしてくるのを待っていただけなの
35古代のことわざ・格言は、現代社会にどれほど通用するか

古代天皇系図
読書案内
初出の掲載書・雑誌の一覧
あとがき

上記内容は本書刊行時のものです。