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ねなしぐさ 平賀源内の殺人
発行:宝島社
文庫判
重さ 145g
264ページ
定価
727円+税
- 初版年月日
- 2022年6月
- 書店発売日
- 2022年6月7日
- 登録日
- 2022年4月28日
- 最終更新日
- 2022年5月27日
紹介
天下の奇人か、稀代の天才か――
日本中を漂流した男・平賀源内の死の謎に迫る!
「平賀源内は晩年に殺人事件を起こし、その罪を問われて伝馬町の牢屋敷で獄死した。ショッキングだけど、歴史上は確かにそういうことになっている。
しかし本書は、その史実を鵜呑みにしていいのか、磊落な天才の人生の行き着く先に、他の希望の道はなかったのだろうかと問いかける物語だ。ラストの二行が胸にしみる」
――宮部みゆき 「読売新聞」2020年4月19日付
身分は侍、本業は本草学者。医学や蘭学、鉱物の知識にも明るく、戯作者、発明家といったよろずの才を持つ平賀源内。ある朝、彼が自宅で目を覚ますと、部屋には男の亡骸が転がっていた。知らせを受けて駆けつけた杉田玄白の前には、脇差を手に持ち、茫然自失とする源内の姿があり、記憶がないとただ首を振るばかり……。稀代の天才の身にいったい何があったのか。
※本書は2020年2月刊行の書籍『ねなしぐさ 平賀源内の殺人』の文庫化です。
上記内容は本書刊行時のものです。