版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
【改訂3版】情報倫理 ネット時代のソーシャル・リテラシー 髙橋 慈子(著/文) - 技術評論社
..
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

受注センター:
注文電話番号:
注文FAX番号:
販売促進部:
注文電話番号:
注文FAX番号:

【改訂3版】情報倫理 ネット時代のソーシャル・リテラシー (カイテイサンハン ジョウホウリンリ ネットジダイノソーシャルリテラシー)

コンピュータ
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:技術評論社
A5判
224ページ
定価 1,480円+税
ISBN
978-4-297-13415-0   COPY
ISBN 13
9784297134150   COPY
ISBN 10h
4-297-13415-2   COPY
ISBN 10
4297134152   COPY
出版者記号
297   COPY
Cコード
C3055  
3:専門 0:単行本 55:電子通信
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年1月23日
最終更新日
2023年3月6日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

写真や動画の投稿、リモートワークの普及など、ここ数年で私たちはよりインターネットを利用するようになりました。
こうしたサービスのおかげで、私たちの生活はより豊かになった一方で、注意しなければいけないことも増えてきています。
本書では、豊富なイラストと図解で、「インターネットを通じたコミュニケーションで、気を付けるべきことは何か」「情報発信をする上で、してはいけないこととは何か」といったルールやモラルを学べます。
改訂に伴い、著作権や肖像権についての記述を追加しました。
これからのIT技術に対応したリテラシーを身に付けることができます。

目次

■■情報倫理とは
■倫理とは何か
■「倫理学」の意味
■応用倫理学としての情報倫理
■社会的ジレンマ
■情報倫理が指す範囲
■情報倫理が重要になってきたわけ
■情報倫理で取り扱われる領域

■■情報通信社会とインターネット、進化と変遷
■情報社会は1960年代から始まった
■テレビ、新聞。マスメディアによる情報発信
■情報が社会を変える第三の波
■さらなる変化。情報通信社会の到来
■インターネットの誕生と広がり
■インターネットの通信技術「TCP/IP」と基本ソフト「UNIX系OS」を採用したことが鍵
■現代の「情報」の4つの特性を理解しておこう現実社会とネット社会が融合した「Society 5.0」へ

■■ネット時代のコミュニケーション
■インターネット以前の連絡手段
■インターネットが時間、距離の制約をなくす
■メールは、相手を特定した連絡手段
■手軽で簡単。メッセージングサービス
■ネットを使った音声通話・ビデオ通話・Web会議
■Webを使った情報発信
■Webより簡単に情報発信できるブログ
■人と人とのつながりを促す、ソーシャルネットワークサービス(SNS)
■ネットマナーに気をつけよう

■■メディアの変遷
■「情報」と「メディア」
■言語と文字の発明
■教育と識字率
■紙と印刷:アジアのメディア
■活版印刷の成立と影響
■マスメディアの成立
■画像・動画メディア
■音声メディア
■通信・放送の発展
■マスメディアの時代からネットワークの時代へ

■■メディア・リテラシー
■「メディア・リテラシー」の定義
■「メディア・リテラシー」教育の必要性
■テレビの仕組みと見方、考え方
■情報の伝えられ方と読み取り方
■広告の動向、新しい動き
■インターネットが変えるニュース
■メディア・リテラシーを高めるには

■■情報技術とセキュリティ
■何故、インターネットには危険があるのか?
■外部と内部の両方にある脅威
■外部からの脅威、ウイルス
■不正アクセスに備える
■サーバー攻撃の踏み台にならない
■天災にも備える
■内部からの脅威にも留意する
■自分のパソコンを守るためにしておくべきこと
■情報を守るための仕組み「暗号化」と暗号を解く「鍵」
■インターネットやメールを利用するときのセキュリティ対策としてすべきこと
■スマートフォンでもセキュリティを意識しよう

■■インターネットと犯罪
■減少しないサイバー犯罪
■ウイルスだけではない不正プログラムの被害
■情報をこっそり送り出す「スパイウェア」
■コンピューターを自在に操るボット
■「人質」を取り脅迫してくるランサムウェア
■フィッシング詐欺による情報の不正入手
■インターネット上の違法・有害情報に対する法的対応「プロバイダ責任制限法」
■ソーシャル・エンジニアリングを理解しておく
■サイバーテロ対策への取り組み
■国と国との連携で取り組む

■■個人情報とプライバシー
■変わる「プライバシー観」
■OECDによるプライバシーガイドライン
■日本の「個人情報保護法」を知る
■データ活用時代に向けた個人情報保護法の改正
■個人情報保護法の基本的な考え方
■「個人情報」の定義
■「個人情報保護法」の対象
■「個人情報」の取り扱いで守るべき4つのルール
■個人情報を行政が適切に活用していく仕組み、マイナンバー法
■マイナンバー制で懸念される危険
■オープンデータの利活用へ
■プライバシーを守っていくのは自分自身

■■知的所有権とコンテンツ
■知的所有権とは何か
■著作権
■著作者人格権
■著作権条約と著作権の保護期間
■著作権の保護対象とならないもの
■著作物の「利用」と「使用」
■著作権侵害について
■デジタル著作権管理(DRM)
■情報を「囲い込まない」オープンの思想

■■企業と情報倫理
■企業の社会的責任「CSR」
■地域社会も企業の「ステークホルダー」
■米国の粉飾決算事件が企業責任の見直しに
■粉飾防止に「会社改革法」を制定
■「内部統制」の確立が求められる
■日本では「新会社法」で内部統制を取り入れる
■コーポレートガバナンス(企業統治)の取り組み
■企業の信頼を守るITシステム
■ITシステム利用者が守るべき倫理
■情報セキュリティポリシーを守る
■企業の内部統制と自由

■■科学技術と倫理
■科学技術は、人間の使い方次第
■原子力を人間はどう使ったか
■公害が生み出した病気と社会問題
■技術決定論と社会決定論
■科学に対する信頼性
■技術者の倫理
■防犯カメラによる監視問題
■ビッグブラザー/リトルシスター
■科学技術を利用する側として
■ゆでガエルと不安
■科学技術を理解して伝える

■■ビッグデータとAIの倫理
■ビッグデータと倫理
■人工知能の定義
■機械学習と人工知能
■ディープラーニングと人工知能
■人工知能はどこまで知能か
■ビッグデータとプライバシー
■ビッグデータの法的規制
■人工知能と倫理
■人工知能と日本の法律
■今後の社会の変化と情報倫理

■■デジタルデバイドとユニバーサルデザイン
■デジタルデバイドは何故起こる?
■世界での携帯電話によるモバイル通信の普及
■バリアフリーからユニバーサルデザインへ
■ミスターアベレージは誰か
■ユニバーサルデザインの7原則と事例
■情報機器を使いやすくするための工夫
■ウェブアクセシビリティを高める
■利用者中心(人間中心)のサービスデザインへ

■■ソーシャルネットワークサービス(SNS)と情報モラル
■ソーシャルネットワークサービス(SNS)の動向
■情報の残存性に留意する
■公開範囲を設定する
■不正なスマホアプリに注意する
■セクストーション(性的脅迫)に気をつける
■SNSによる人間関係のトラブルにも注意
■SNSでのトラブルに巻き込まれたら
■誹謗中傷をネットに書かれたら
■セキュリティ対策もしておく
■「フィルタリング」を利用して危険から守る

■■情報通信社会とリテラシー
■どのようなIT社会を目指しているのか
■サイバー空間に現実世界が乗る現代
■情報通信社会を生きる私たちに必要な情報リテラシー
■メディア・リテラシー教育も並行する
■膨大な情報から自分にとって必要な情報と出会うために
■情報倫理の教育のこれから

著者プロフィール

髙橋 慈子  (タカハシ シゲコ)  (著/文

■髙橋慈子
テクニカルコミュニケーションの専門会社 株式会社ハーティネス代表取締役
慶應義塾大学、大妻女子大学 非常勤講師
一般社団法人人間中心社会共創機構 理事

原田 隆史  (ハラダ タカシ)  (著/文

■原田隆史
同志社大学 免許資格課程センター 教授
同志社大学大学院総合政策科学研究科 教授
国立国会図書館 電子情報部 非常勤調査員。Project Next-L 代表
専門:図書館情報学、図書館システム

佐藤 翔  (サトウ ショウ)  (著/文

■佐藤翔
同志社大学 免許資格課程センター 准教授
専門:図書館情報学

岡部 晋典  (オカベ ユキノリ)  (著/文

■岡部晋典
図書館総合研究所 主任研究員
専門:図書館情報学

上記内容は本書刊行時のものです。