書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
東京水辺散歩~水の都の地形と時の堆積をめぐる
- 書店発売日
- 2022年10月27日
- 登録日
- 2022年9月8日
- 最終更新日
- 2022年10月13日
紹介
「ブラタモリ」でもおなじみ!
陣内秀信先生、松田法子先生らが案内する魅惑のTOKYOガイド
東京は凸凹地形であると同時に、水都ととも表現されるように、水との関わりが深い都市です。
江戸時代には水路が江戸市街を縦横に走り、人々は舟を日常の交通手段や輸送手段として活用していました。多くの水路は高度成長期に埋め立てられてしまいましたが、その痕跡は今も街のいたるところに残っています。
また、意外と知られていませんが、東京には今もあちこちに湧水が存在しています。水の湧く場所は古くから人が活用してきた場所でもあり、古代より人の生活の場所でもありました。
本書では、東京の隠れた魅力である水辺に注目し、都心・下町のエリアはもちろん、巨大都市の西側に広がる山の手、さらにその外側の武蔵野台地、そして多摩地域にまで意識を拡大し、時空を超えて、東京に潜む「水の空間」のユニークな姿とその面白さを描き出そうと目論んでいます。表層的な部分だけでなく、その下に埋もれた地層や、湧水地のもつ本来の意義から都市の生態系を考察していく、アタマとカラダで楽しむお散歩ガイドブックです。
目次
第1章 都市と水辺
人がつくった都市の水辺(陣内秀信)
01 隅田川
02 日本橋川~神田川
03 内濠と外濠
04 小名木川と深川
05 東京湾
第2章 東京の湧水
湧水から探る東京(松田法子)
01 王子~赤羽
02 大井町~大森
03 等々力渓谷~多摩川台公園
04 お鷹の道~野川
05 落合~目白崖線
第3章 東京の水源
東京礫層 東京の地下に広がる太古の水辺(齋藤彰英)
01 武蔵野三大湧水池
02 羽村~狭山丘陵
03 青梅~御岳山
第4章 東京の水辺の未来
水の郷・日野(編集部)
01 豊田用水~黒川水路
上記内容は本書刊行時のものです。