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60分でわかる!ESG 超入門 バウンド / 監修:夫馬賢治(著/文) - 技術評論社
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60分でわかる!ESG 超入門 (ロクジュップンデワカル イーエスジーチョウニュウモン)

ビジネス
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発行:技術評論社
四六判
160ページ
定価 1,100円+税
ISBN
978-4-297-12205-8   COPY
ISBN 13
9784297122058   COPY
ISBN 10h
4-297-12205-7   COPY
ISBN 10
4297122057   COPY
出版者記号
297   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年6月7日
最終更新日
2021年7月5日
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紹介

★業種別のESG課題がひと目でわかる「マテリアリティマップ」付き!
環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)を指す「ESG」という言葉が、SDGsと並んで注目を集めています。「ESG投資」「ESG経営」「ESG課題」といった使われ方が多いことからもわかるように、「投資家」「企業」そして「消費者」の視点からESGを捉えることが重要です。しかし、ESGという言葉を知っており、それが「環境・社会・ガバナンス」を指すことがわかっても、それがどのように社会に影響を与えるのか、なぜ今、注目されるようになっているのか、その本質的な意味を理解している人は多くありません。本書では、「社会課題の解決と経済合理性が両立する世界のルール」「ESG経営がもたらす3つのメリット」「エシカルな消費志向と消費者の不買運動」など具体的なトピックを挙げて、今なぜESGという考え方が必要とされ、それが世の中にどのような影響を及ぼすのかを説明していきます。国内外企業の実践事例はもちろん、巻頭にはSASBの「マテリアリティマップ」を掲載。読者の会社や業界で「何をすべきか」がわかります!

目次

PART1 ビジネスパーソンが押さえておくべき現代のキーワード
ESGとはいったいどのようなものか?
001 いったい「ESG」とは何なのか?
002 「E」の「環境」とは具体的にはどんなこと?
003 「S」の「社会」とは具体的にはどんなこと?
004 「G」の「企業統治」とは具体的にはどんなこと?
005 なぜ、ESGが注目されるようになってきたのか?
006 ESGに対するスタンスはおおまかに4つに分けられる
007 「ESG」と「SDGs」の違いと関係性を理解する
008 「ESG」と「CSR」「CSV」の違いを理解する
009 経済は「リニア」から「サーキュラー」の時代に
010 ESGの視点はもはや一時的なトレンドではない
011 新型コロナはESGを加速させるきっかけになった
Column 菅首相「2050年カーボン・ニュートラル」の狙い

PART2 これからの時代の投資のスタンダード
投資の世界で存在感を増す「ESG投資」
012 アナン元国連事務総長が提唱した「PRI」とは?
013 投資のスタンダードになりつつある「ESG投資」とは?
014 ESG投資とSRI(社会的責任投資)の違い
015 世界の投資残高は30兆ドル超! 急増するESG投資額
016 国内の流れを大きく変えたGPIFのESG投資に対する考え方
017 GPIFは一部の資産で7つのESG指数に連動する運用をしている
018 「ESG投資額」の国内市場規模は310兆円にまで増えている
019 ESG投資を行う機関投資家の7つのESG投資手法
020 ESG投資をめぐる欧米の機関投資家の動きを知る
021 ダイベストメント(投資撤退)--投資対象から外される企業とは?
022 2020年に入って急増した個人向けサステナブル投資残高
023 気になるESG投資のリターンはどうなのかを見てみよう
024 ESG投資が活発化するとどうなるの?
Column バイデン政権で変わる米国の環境問題への対応

PART3 ESGのデファクトは欧州が主導している!
目を覚まさないと日本企業は世界に取り残される
025 日本企業はESGに「配慮」している場合ではない!
026 このままではグローバル市場で日本製品は「アウト」になる
027 世界標準から大きくズレる日本の「リサイクル」の捉え方
028 「ハード・ロー」と「ソフト・ロー」を理解する
029 企業のコスト要因に経済合理性をもたらすのが「ルール」
030 「ルール」と「イノベーション」の正しい関係とは?
031 ESGのスタンダードづくりは欧州が主導している
032 自らでルールをつくる欧州企業、政府のルール化を待つ日本企業
Column 気になる「中国」の環境問題への対応のいま

PART4 ESGを実践するのは企業経営の常識に!
なぜ大企業は「ESG経営」を推し進めるのか
033 「ESG経営」とはいったいどんな経営を指すのか?
034 積極的なESG経営がもたらすわかりやすい3つのメリット
035 「トリプルボトムライン」という考え方の理想と現実
036 企業が「非財務情報」の開示に力を入れる理由
037 「ウォッシュ」をした企業は大きな代償を払うことになる
038 日本企業が知らなければいけない2つの「行動規範」
039 日本取引所グループが公表した「ESG情報開示実践ハンドブック」
040 ESGにおける情報開示ルール①「GRIスタンダード」
041 ESGにおける情報開示ルール②「SASBスタンダード」
042 ESGにおける情報開示ルール③「TCFD提言」
043 乱立する非財務報告の統一基準の策定へ動き出した
044 ZホールディングスのESGデータ集を見てみよう
045 役員報酬をESGに連動させる企業が増えているワケ
046 「DX」なくして「ESG経営」の実現はできない
Column 日本も無視できない「欧州グリーン・ディール」

PART5 消費者に支持されれば心強い味方になってくれる!
ESGを推進するには「消費者」を巻き込め
047 環境や社会へのインパクトを考慮する「エシカル消費」とは?
048 世界の「エシカル消費市場」のいまを見てみよう
049 欧州では当たり前になりつつある「エシカル消費」の現在を知る
050 消費者は「不買運動」という武器をもっている
051 Z世代、ミレニアル世代の「エシカル」に対する意識は高い
052 企業は消費者から監視されていることを意識する
053 「企業人」としても「消費者」の気持ちを忘れないことが大事
Column 「 中国」の人権問題に見る日本と世界の対応

PART6 早くから動き出せば大きなベネフィットが期待できる
中小企業にこそESGはチャンスをもたらす
054 ESG経営をしなければ大企業と取引できなくなる!?
055 中小企業に融資する銀行はESGを見るようになっている
056 中小企業も、できることを「攻め」と「守り」で考える
057 「 バックキャスティング」「アウトサイド・イン」で考える
058 ポイント① 経営陣が積極的に関与する
059 ポイント② 明確なマテリアリティ(重要課題)を設定する
060 ポイント③ESGの視点を盛り込んだ目標を立てて実行する
061 ポイント④ 社内にESGの意識を浸透させる
Column 経済成長を牽引するアジアの気になる「ESG」

PART7 先進的な実践事例からESGを学ぶ
ESG経営を行う大企業の戦略を見てみよう
062 事例① 欧米主導のルールを変えさせた「ダイキン工業」
063 事例② 国際規格に合致したバイオ燃料を開発した「ユーグレナ」
064 事例③「花王」のESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」とは
065 事例④ 物言う株主を社外取締役に招聘した「オリンパス」
066 事例⑤日本初のESG目標と連動する社債で資金調達した「ヒューリック」
067 事例⑥ サステナビリティに邁進するアパレル大手「インディテックス」
068 事例⑦ 広い視野でESG活動を行う「スターバックス」

著者プロフィール

バウンド / 監修:夫馬賢治  (バウンド フマケンジ)  (著/文

[監修]
夫馬賢治(ふま・けんじ)
株式会社ニューラルCEO
サステナビリティ経営・ESG投資コンサルティング会社を2013年に創業し現職。ニュースサイト「Sustainable Japan」編集長。環境省、農林水産省、厚生労働省のESG関連有識者委員会委員。Jリーグ特任理事。水・衛生NGOウォーターエイドジャパン理事。国内外のテレビ、ラジオ、新聞でESGや気候変動の解説を担当。全国や海外での講演も多数。ハーバード大学大学院サステナビリティ専攻修士。サンダーバードグローバル経営大学院MBA。東京大学教養学部国際関係論専攻卒。著書に『超入門カーボンニュートラル』『ESG思考激変資本主義1990-2020、経営者も投資家もここまで変わった』(以上、講談社+α新書)、『データでわかる2030年 地球のすがた』(日本経済新聞出版)他。

上記内容は本書刊行時のものです。