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ポケット介護 [みんなで支える]終末期のケア 奥野滋子・森谷記代子編 Team SHIP著(著/文) - 技術評論社
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ポケット介護 [みんなで支える]終末期のケア (ポケットカイゴ ミンナデササエル シュウマツキノケア)

趣味・実用
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発行:技術評論社
新書判
272ページ
定価 1,580円+税
ISBN
978-4-297-11009-3   COPY
ISBN 13
9784297110093   COPY
ISBN 10h
4-297-11009-1   COPY
ISBN 10
4297110091   COPY
出版者記号
297   COPY
Cコード
C2047  
2:実用 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年10月4日
最終更新日
2019年10月23日
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紹介

死を間近で体験したことのない介護職や介護に関わる人(家族、福祉関係者)、そして終末期にあるその人自身に向けて、在宅介護と緩和ケアの実践者が現場ならではの知恵をまとめました。最期までその人らしく生きるために「何をしなければならないか」「何ができるか」「こんなときどうすればよいのか」を解説しています。心の部分、スピリチュアルな部分やグリーフケアについても記載。イラストも多く、読みやすく親しみやすい内容です。いかなるときも、旅立つあなた、看取るあなた、そして支援するあなたの応援団でありたい、そんな願いを込めた1冊です。

目次

■序章 死に臨んで人は何を望む?

■第1章 終末期が近づいてきたら
1-1 治療から緩和ケアへ
終末期までの経過
緩和ケア≠終末期ケア
緩和ケアを行う場所やチーム
1-2 病状を理解する
現状を知る
医師の説明をしっかり聞く
医師にゆっくり相談できない場合
病院に行ったとき確認しておくと役立つ項目
1-3 治療のやめどき
効果がない治療を続けることについて
治療をやめるとき

■第2章 療養の方針を決める
2-1 療養生活について相談する
相談窓口はいろいろある
相談を円滑に進めるために準備すること
窓口で相談するときのポイント
2-2 どこで療養するかを考える
療養場所を選択する前に
自宅で療養する
施設で療養する
病院で療養する
2-3 本人の意思と家族の意向をどうするか
介護や介助が必要な期間は必ず訪れる
アドバンス・ケア・プランニング
医療に関する要望を決めておく
自分の生き方や大切にしたいことは何か
療養生活中に起き得ること
家族と本人の考えが同じとは限らない

■第3章 自宅での療養や看取りに向けた準備
3-1 介護保険や医療保険のサービスを利用する
介護保険のサービスを利用する
医療保険のサービスを利用する
その他のサービスを利用する
3-2 自宅環境を整える
退院後の生活環境を整備する
3-3 本人、家族の意向を支援者に伝える
支援者に意思を伝えるタイミング
3-4 さまざまな社会資源を活用する
介護のための休暇
医療や介護の費用負担を軽くする制度
収入を支える制度

■第4章 苦しみを和らげるために(薬との上手なつきあい方)
4-1 つらさを和らげる薬
緩和ケアで使われることが多い代表的な薬
4-2 飲み薬の困りごと
[困った]薬を飲み忘れてしまう
[困った]時間通りに飲めない
[困った]薬が飲みにくい/うまく飲めない
[困った]薬は水以外で飲んでも大丈夫? 他の薬や嗜好品との関係は?
4-3 塗り薬・坐薬などの困りごと
[困った]坐薬を使ったことがない
[困った]痛み止めの貼り薬は湿布とどう違うの?
4-4 状態に応じた服用
[困った]自己判断で薬を調整してしまうので心配
医療者に症状をしっかり伝えて薬をうまく使おう

■第5章 苦しみを和らげるために(ケアの工夫)
5-1 暮らしのなかでのケアの工夫
最期まで自分らしく
[困った]思うように動けない、寝ている時間が長くなった
[困った]食べられない
[困った]トイレまで行けない、トイレに間に合わない
[困った]風呂に入れない
5-2 終末期にみられる苦しい症状へのケア
[困った]痛みがある
[困った]熱がある、発熱
[困った]嘔気・嘔吐
[困った]息苦しい
[困った]便秘
[困った]浮腫
[困った]急変が不安だ
5-3 メンタルな部分へのケア
[困った]「自分は末期がん、長く生きられない」と言われたら
[困った]終末期で在宅療養中の患者家族にどう声をかけてよいかわからない
[困った]死について聞かれたとき
[困った]「死にたい」と言われた

■第6章 亡くなるまでに考えておくこと、準備しておくこと
意思を伝えてくれる代理者をつくっておく
後悔したままで人生の幕引きをしてもいいの?
死後のことについて話し合っておく
延命処置をしてほしくないなら
身寄りのない方の場合について

■第7章 看取りの実際とグリーフケア
7-1 看取りのケア
死へのプロセスを知る
最期の時間を大切にしよう
7-2 悲嘆のケア(グリーフケア)
悲嘆とそのケア
グリーフへの具体的な支援
家族や遺族に寄り添うとは
スタッフへのグリーフケア

■終章 旅立つあなたと看取るあなたへ

[コラム]
緩和ケアは、本人や家族を支える応援団で/在宅療法で相談の多い質問/今が一番いいとき/暮らしの保健室/キーパーソン/同じ病院にずっと入院できない理由/かかりつけ医/在宅医療と薬局薬剤師/終末期に点滴は必要なのか/成年後見人制度と日常生活自立支援事業/誰かに看取られたいなら、縁をつなぐ努力を/せん妄とお迎え現象

[付録]
付録1 相談シート
付録2 緩和ケアでよく使用される薬
付録3 亡くなったあとの手続き

あとがき
索引

著者プロフィール

奥野滋子・森谷記代子編 Team SHIP著  (オクノシゲコ モリヤキヨコヘン チームシップチョ)  (著/文

Team SHIP(チーム シップ)は、終末期にある人とその家族を支える応援団で、「湘南ホームケア『生きる』プロジェクト」の略です。「自分らしい生き方・死に方」を見つめつつ、「今を生きること」を地域で支援するために、藤沢市内で活動する多職種の仲間が集まって誕生しました。

上記内容は本書刊行時のものです。