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物価を考える 渡辺努(著/文) - 日経BP 日本経済新聞出版
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物価を考える (ブッカヲカンガエル) デフレの謎、インフレの謎 (デフレノナゾ インフレノナゾ)

ビジネス
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四六判
400ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-296-12090-1   COPY
ISBN 13
9784296120901   COPY
ISBN 10h
4-296-12090-5   COPY
ISBN 10
4296120905   COPY
出版者記号
296   COPY
Cコード
C0033  
0:一般 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年10月23日
最終更新日
2024年11月15日
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書評掲載情報

2025-03-09 読売新聞  朝刊
評者: 櫻川昌哉(慶應義塾大学教授・経済学者)
2025-02-08 日本経済新聞  朝刊
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紹介

物価・金利はどう動くのか? 経済の大転換を読み解く。
物価研究の第一人者が、最先端の理論・データ分析をもとに日本経済最大の謎に迫る!

なぜ日本だけデフレは慢性化したのか? 慢性デフレはなぜ突然終わり、インフレが始まったのか? 異次元緩和はなぜ失敗したのか? インフレやデフレはなぜ悪なのか? 

・日本の慢性デフレは現代経済学の大きな謎
・デフレとインフレの統一理論とは?
・カギを握る人びとのインフレ予想
・従来の経済学の常識が成り立たなくなった
・腕力から便乗へ。植田・日銀で大きく変化した政策手法
・日銀の政策金利は、2027年末には2%を超えるところに到達すると予測される
・日銀は人びとが望むだけマネーを供給すべき

多くの謎に包まれた日本のデフレとインフレ。従来の経済学の常識を超え、大胆な仮説で日本経済の謎を読み解く。

目次

まえがき

第1章 デフレとは何だったのまえがき

第1章 デフレとは何だったのか
 第1節 異端の国、ニッポン
 第2節 物価と賃金をめぐる奇妙な現象
 第3節 企業はなぜ価格を据え置き続けたのか――「屈折需要曲線」の理論
 第4節 労働者はなぜ賃金上昇を求めなかったのか――「賃金・物価スパイラル」の理 論
 第5節 デフレはなぜ今、終わりを迎えようとしているのか

第2章 なぜ今デフレが終わり、インフレが始まったのか
 第1節 パンデミックがもたらしたグローバルインフレ
 第2節 デフレ脱却、今回は何が違うのか
 第3節 物価の正常化――消費者と企業はどう変わったのか
 第4節 賃金の正常化――労働者、労働組合はどう変わったのか
 第5節 金融の正常化――中央銀行と政府はどう変わったのか
 
第3章 デフレはなぜ慢性化したのか
 第1節 犯人は買い手か、それとも売り手か
 第2節 犯人は物価か、それとも賃金か
 第3節 犯人は人びとの「予想」か、それとも社会の「ノルム」か
 第4節 犯人は日銀か、それとも政府か

第4章 インフレやデフレはなぜ「悪」なのか
 第1節 高インフレはなぜ「悪」なのか
 第2節 日銀はなぜゼロ%ではなく、2%のインフレを目指すのか
 第3節 慢性デフレはなぜ「悪」なのか
 第4節 緩やかなインフレと賃上げで日本は活力を取り戻せるのか

第5章 異次元緩和の失敗から何を学ぶべきか
 第1節 マネーの量を増やす政策はなぜ効かなかったのか
 第2節 マイナス金利政策はなぜ効かなかったのか
 第3節 総需要の喚起がインフレ率上昇につながらなかったのはなぜか
 第4節 「大量のマネー供給」と「利上げ」はなぜ矛盾しないのか
 
あとがき

 第1節 異端の国、ニッポン
 第2節 物価と賃金をめぐる奇妙な現象
 第3節 企業はなぜ価格を据え置き続けたのか――「屈折需要曲線」の理論
 第4節 労働者はなぜ賃金上昇を求めなかったのか――「賃金・物価スパイラル」の理 論
 第5節 デフレはなぜ今、終わりを迎えようとしているのか

第2章 なぜ今デフレが終わり、インフレが始まったのか
 第1節 パンデミックがもたらしたグローバルインフレ
 第2節 デフレ脱却、今回は何が違うのか
 第3節 物価の正常化――消費者と企業はどう変わったのか
 第4節 賃金の正常化――労働者、労働組合はどう変わったのか
 第5節 金融の正常化――中央銀行と政府はどう変わったのか
 
第3章 デフレはなぜ慢性化したのか
 第1節 犯人は買い手か、それとも売り手か
 第2節 犯人は物価か、それとも賃金か
 第3節 犯人は人びとの「予想」か、それとも社会の「ノルム」か
 第4節 犯人は日銀か、それとも政府か

第4章 インフレやデフレはなぜ「悪」なのか
 第1節 高インフレはなぜ「悪」なのか
 第2節 日銀はなぜゼロ%ではなく、2%のインフレを目指すのか
 第3節 慢性デフレはなぜ「悪」なのか
 第4節 緩やかなインフレと賃上げで日本は活力を取り戻せるのか

第5章 異次元緩和の失敗から何を学ぶべきか
 第1節 マネーの量を増やす政策はなぜ効かなかったのか
 第2節 マイナス金利政策はなぜ効かなかったのか
 第3節 総需要の喚起がインフレ率上昇につながらなかったのはなぜか
 第4節 「大量のマネー供給」と「利上げ」はなぜ矛盾しないのか
 
あとがき

著者プロフィール

渡辺努  (ワタナベ ツトム)  (著/文

東京大学大学院経済学研究科教授、株式会社ナウキャスト創業者・技術顧問。
1959年生まれ。東京大学経済学部卒業。日本銀行勤務、一橋大学経済研究所教授などを経て、現職。ハーバード大学Ph.D. 。専門はマクロ経済学(特に物価と金融政策)。
著書に『物価とは何か』(講談社選書メチエ)、『世界インフレの謎』(講談社現代新書)、『日本の物価・資産価格-価格ダイナミクスの解明』(共編、東京大学出版会)、『新しい物価理論-物価水準の財政理論と金融政策の役割』(共著、岩波書店)、『入門オルタナティブデータ-経済の今を読み解く』(共編著、日本評論社)、Property Price Index: Theory and Practice (Springer)、The Economics of Interfirm Networks (Springer)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。