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プーチン ロシアを乗っ取ったKGBたち(上)
四六判
402ページ
定価
1,900円+税
- 書店発売日
- 2022年12月20日
- 登録日
- 2022年9月17日
- 最終更新日
- 2022年12月27日
書評掲載情報
2023-03-18 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 下斗米伸夫(法政大学名誉教授) |
2023-03-12 |
読売新聞
朝刊 評者: 小泉悠(東京大学講師・安全保障研究者) |
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紹介
【プーチンとその仲間たちは経済を支配しロシアを乗っ取った】
資本主義を取り込んだKGBの復活、オリガルヒの没落、飽くなきプーチン勢力の富と権力の奪取、ロシアのブラックマネーの席巻--。
本書は、プーチン勢力がいかにロシアを変質させ、食い物にし、世界を混乱させてきたのかを、元FT記者が冷静なタッチで明らかにするかつてないドキュメント。主要な関係者との独占インタビューを通じて、プーチンの周囲が民間企業を容赦なく押収し、経済を乗っ取り、数十億ドルの資産を洗浄し、組織犯罪/政治権力の境界をあいまいにし、司法を駆使して敵を弾圧し、西側に影響力を拡大していく様を解明する。
上巻では、プーチンがサンクトペテルブルク時代に組織犯罪集団と結び、富の収奪を行い、大統領にのぼりつめ、最強のオリガルヒであるホドルコフスキーを逮捕するまでを描く。
目次
序章
第Ⅰ部
第1章 「ルーチ作戦」
第2章 内部の仕業
第3章 「氷山の一角」
第4章 後継者作戦――「すでに真夜中を過ぎていた」
第5章 「泥水の中に浮かんでいた子どものおもちゃ」
第Ⅱ部
第6章 「インナー・サークルが彼をつくった」
第7章 「エネルギー作戦」
上記内容は本書刊行時のものです。