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再興 THE KAISHA ウリケ・シェーデ(著/文) - 日経BP 日本経済新聞出版
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再興 THE KAISHA (サイコウ ザカイシャ) 日本のビジネス・リインベンション (ニッポンノビジネス リインベンション)

ビジネス
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四六判
408ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-296-11360-6   COPY
ISBN 13
9784296113606   COPY
ISBN 10h
4-296-11360-7   COPY
ISBN 10
4296113607   COPY
出版者記号
296   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年6月23日
最終更新日
2022年8月10日
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書評掲載情報

2022-10-08 日本経済新聞  朝刊
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紹介

「私たちにとって最高最良の姿見が登場!」
冨山和彦氏(経営共創基盤グループ会長)解説

「日本的力強さ」の再発見!
日本のビジネス界の表裏を知り尽くした経営学者が、日本企業の新たな飛躍への挑戦を描く。

●世界が必要とするディープテックのニッチ市場で比類のない競争力を誇る日本企業。日本のビジネスは安定を重視しながらも、確実に変革を遂げてきた。「失われた30年」は、ビジネス大転換の時代だったのだ。この変革の波はこれからも続いていく。

●戦略的リポジショニングにより、中核事業を選択し、そのアップグレードに集中、DXでの競争力を高めるために未来のビジネスに投資する。同時に、成熟事業と新規事業の共存を図り、創造性とディープテクノロジーのイノベーションを促す経営改革を行い、新しい企業カルチャーを構築する。日本企業はこの必要不可欠な戦略を実行し、ビジネスを再興してきたのだ。そしてこの変革は、日本の伝統的なタイトな文化のもとで実現されてきたのだ。

●「ルーズな文化」「タイトな文化」という社会心理学のフレームワークをもとに、日本企業の行動様式を分析。日本社会のタイトな文化的文脈の下で、日本企業はアメリカ企業とは異なり、時間をかけ、社会的な安定とのバランスをとりながら、ゆっくりと着実に変革を進めるところに独自性がある、その強みを見失ってはならない、と著者は説く。

●日本で学び、現在、カリフォルニア大学で日本の経営、ビジネス、科学技術を研究するドイツ人研究者が、21世紀以降の日本企業の行動を分析し、その変革力を考察。日本企業の「再興」=リインベンションへの取り組みを通じて、バブル崩壊以降広がった日本悲観論・軽視論を退ける。

目次

はじめに
謝 辞

第1章 イントロダクション:ビジネス再興
第2章 前提条件:タイトな文化における企業刷新
第3章 背景:日本の経済発展――終身雇用を通じた安定
第4章 新・日本企業の戦略:集合ニッチ戦略
第5章 インパクト:グローバル・ビジネスにおける日本の影響力
第6章 マネジメントの変革:ガバナンス、スチュワードシップ、役員報酬
第7章 ファイナンス市場:プライベート・エクイティとM&A
第8章 ビジネス再興の実行:行動様式の変革
第9章 雇用とイノベーション:カイシャの再興
第10章 前に進む日本:DXに向けたビジネス再興

解説 冨山和彦(経営共創基盤グループ会長)

著者プロフィール

ウリケ・シェーデ  (ウリケ シェーデ)  (著/文

米カリフォルニア大学サンディエゴ校グローバル政策・戦略大学院教授
日本を対象とした企業戦略、組織論、金融市場、企業再編、起業論などを研究領域に、米ハーバード経営大学院、米スタンフォード大学、米カリフォルニア大学バークレー校経営大学院、一橋大学経済研究所などで研究員・客員教授を歴任。9年以上の日本在住経験を持つ。日本の経営、ビジネス、科学技術を社会政策と経営戦略面から研究。ドイツ出身。

渡部典子  (ワタナベノリコ)  (翻訳

ビジネス書ライター、翻訳家
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。訳書に『両利きの経営』(東洋経済新報社)、『テクノロジー・バブル』(日経BP)、『バフェット 伝説の投資教室』(日本経済新聞出版社)、『ハーマン・サイモン自伝』(中央経済社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。