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隈研吾建築図鑑 宮沢 洋(著/文) - 日経BP
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隈研吾建築図鑑 (クマケンゴケンチクズカン)

工業・工学
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発行:日経BP
A5判
208ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-296-10885-5   COPY
ISBN 13
9784296108855   COPY
ISBN 10h
4-296-10885-9   COPY
ISBN 10
4296108859   COPY
出版者記号
296   COPY
Cコード
C3052  
3:専門 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年4月14日
最終更新日
2021年4月16日
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紹介

国立競技場や高輪ゲートウェイ駅、角川武蔵野ミュージアムなどを次々とデザインし、時の建築家となった隈研吾氏。若いころから多作で、これまで手掛けてきた建築のジャンルは多岐にわたります。

本書では、そのうち国内で見ておくべき建築50件を抜粋。“隈建築”はどのようにして進化を遂げたのか、それぞれの面白さをキーワードで分類し、イラスト豊富な図鑑形式で紹介します。建物それぞれについては、デザイン面や技術面での専門的な解説を加えました。巻頭、巻末には隈氏本人のロングインタビューも収録。旅先のガイドブックとしても、建築実用本としても楽しめる一冊です。

■主な内容
とじ込み図解 “隈建築進化図”
はじめに・目次
インタビュー|隈研吾を変えた10の建築(前編) 「M2」がトラウマになり「埋めればいい」と考えた時期も
Part1 サービス精神表れる「びっくり系」
 M2(現・東京メモリードホール)、水/ガラス(現・ATAMI 海峯楼)、石の美術館、国立競技場など
Part2 物語に引き込む「しっとり系」
 那珂川町馬頭広重美術館、那須歴史探訪館、根津美術館、明治神宮ミュージアムなど
Part3 日常を楽しくする「ふんわり系」
 ちょっ蔵広場、アオーレ長岡、高輪ゲートウェイ駅、Snow Peak LAND STATION HAKUBAなど
Part4 外観の主張を消す「ひっそり系」
 亀老山展望台、伝統芸能伝承館「森舞台」、東京ミッドタウン サントリー美術館、GINZA KABUKIZAなど
インタビュー|隈研吾を変えた10の建築(後編) 雑誌には載らなくても「1つ足す」ことで達成感がある
隈研吾選・2021年の注目作
おわりに

目次

はじめに
本書の読み方

インタビュー|隈研吾を変えた10の建築[前編]
「M2」がトラウマになり
「埋めればいい」と考えた時期も

Part 1 サービス精神表れる[びっくり系]
1-グラビア
2-建築データ集
3-図解ページ

01 西洋建築史引用で圧倒的存在感
  M2(現・東京メモリードホール)|1991
02 「見えない建築」の発見
  水/ガラス(現・ATAMI 海峯楼)|1995
03 一品素材のフルコース
  石の美術館|2000
04 刎ね橋に土木への意欲読む
  梼原・木橋ミュージアム(雲の上のギャラリー)|2010
05 夜景も見事な“凹凸ずらし”
  浅草文化観光センター|2012
06 「地獄組み」は装飾だけにあらず
  SunnyHills at Minami-Aoyama|2013
07 雑多さ昇華した“居酒屋3部作”
  てっちゃん|2014
08 「ひもで補強」という大発明
  小松マテーレ(旧・小松精練)ファブリックラボラトリー fa-bo|2015
09 重要文化財の内部を幻想の森に
  日本橋三越本店リニューアルプロジェクト|2018
10 空に浮かぶハイテク植木鉢
  Starbucks Reserve Roastery Tokyo|2018
11 摩天楼の美学を天地逆転
  渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)|2019
12 競技場の“普通”を打破
  国立競技場|2019
13 “見返り美人”架構に見とれる
  GREENable HIRUZEN( 旧・CLT PARK HARUMI)|2019
14 村野藤吾の名作に妖艶な霞
  ホテルロイヤルクラシック大阪|2020
15 「重くて軽い」巨大岩石彫刻
  ところざわサクラタウン|2020

Part 2 物語に引き込む[しっとり系]
1-グラビア
2-建築データ集
3-図解ページ

16 必勝パターンのスギルーバー
  那珂川町馬頭広重美術館(旧・馬頭町広重美術館)|2000
17 ワラ塗りパネルを職人と開発
  那須歴史探訪館|2000
18 形を変えても「記憶」を伝える
  村井正誠記念美術館|2004
19 石ルーバーで「規模の壁」突破
  長崎県美術館|2005
20 美術通を納得させた竹の細道
  根津美術館|2009
21 「名人域」に迫る黒の演出
  COMICO ART MUSEUM YUFUIN|2017
22 あやとり状に「糸」で補強
  富岡倉庫 3号倉庫(改修)|2019
23 抑えた外観と天井のギャップ
  明治神宮ミュージアム|2019
24 町を竹でつなぐリ・ブランド
  竹田市歴史文化館・由学館|2019

Part 3 日常を楽しくする[ふんわり系]
1-グラビア
2-建築データ集
3-図解ページ

25 大谷石で編む菱形の変奏曲
  ちょっ蔵広場|2006
26 空に溶ける極細の立体格子
  プロソミュージアム・リサーチセンター|2010
27 スギパネルで内・外を反転
  アオーレ長岡|2012
28 公園へと導く巨大折り鶴
  九州芸文館|2012
29 増殖する木のウロコ
  東京大学大学院情報学環 ダイワユビキタス学術研究館|2014
30 斜めの吹き抜けにスギ板の竜
  TOYAMAキラリ|2015
31 「登ろう」感を高める三角屋根
  京王線高尾山口駅|2015
32 先端材料なのに懐かしい
  相合家具デザインラボ|2015
33 サインが高めるにぎわい感
  飯山市文化交流館 なちゅら|2015
34 技術が交配し「1本の大樹」に
  COEDA HOUSE|2017
35 “聖地”の評価高める木漏れ日
  ゆすはら雲の上の図書館|2018
36 伝統をひねった八角屋根
  日本平夢テラス|2018
37 道の駅を起点に続々と誕生
  さかい河岸レストラン茶蔵|2019
38 地元の材と伝統を復興の顔に
  陸前高田アムウェイハウスまちの縁側|2020
39 いつか見下ろしたい折り紙屋根
  高輪ゲートウェイ駅|2020
40 連続する木格子で異質をつなぐ
  新風館|2020
41 純木造よりも魅せる立体格子
  Snow Peak LAND STATION HAKUBA|2020

Part 4 外観の主張を消す[ひっそり系]
1-グラビア
2-建築データ集
3-図解ページ

42 観光客も風景に変える層状空間
  亀老山展望台|1994
43 伝統と対峙する“和のミース”
  伝統芸能伝承館「森舞台」|1996
44 黒子に徹し浴室で勝負
  銀山温泉共同浴場「しろがね湯」|2001
45 超高層になじむ“地味スゴ”外装
  東京ミッドタウン サントリー美術館|2006
46 アイヌに学んだ二重膜の家
  MEMU EARTH HOTEL(実験住宅メーム)|2011
47 旦那衆を納得させた白い滝
  GINZA KABUKIZA|2013
48 闇に浮かぶゴールドの照明
  見城亭|2019
49 積み上げた石で「擬態」
  廣澤美術館|2020
50 板状の広場に建築を隠す
  東京工業大学「 Hisao & Hiroko Taki Plaza」|2020

インタビュー|隈研吾を変えた10の建築[後編]
雑誌には載らなくても
「1つ足す」ことで達成感がある

おわりに

上記内容は本書刊行時のものです。