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スッキリ中国論 スジの日本、量の中国 田中 信彦(著/文) - 日経BP
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スッキリ中国論 スジの日本、量の中国 (スッキリチュウゴクロンスジノニッポン、リョウノチュウゴク)

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発行:日経BP
四六判
352ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-296-10046-0   COPY
ISBN 13
9784296100460   COPY
ISBN 10h
4-296-10046-7   COPY
ISBN 10
4296100467   COPY
出版者記号
296   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年10月5日
最終更新日
2018年10月12日
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書評掲載情報

2019-01-19 日本経済新聞  朝刊
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紹介

「日本人と中国人の間には誤解が多い。
お互いが相違点を理解し、
一緒に仕事をすれば必ずWin-Winの関係になる。
本書は、そのためにとても役立つ」
ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長 柳井正氏、絶賛!!

中国が好きでも嫌いでも、中国人が好きでも嫌いでも、それはどちらでもかまわない。
大事なのは、向き合う覚悟を決めるか、自らの弱さに負けて目を逸らすかだ。
真正面から向き合うために必要なのは、ムダな誤解を避けること。
中国人がものを判断し、反応する時の「クセ」「反応の相場」と、
それらが中国社会のどのような仕組みから生まれてきたのかをお伝えしたい。
中国人や中国社会の判断基準の根底にある行動原理のようなものを、
具体的かつロジカルに明らかにできれば、と思う。
それだけで日本人が感じるストレスはかなり軽減するはずだ--(著者より)

■仕事が出来なくても自己評価が異様に高い
■ちゃんと調べず、しかも話を盛りまくる
■小銭を借りてもすぐ忘れ、返してくれない
■食べ終わっていない皿を無言で下げられた
それ、なんで? 「スジが通らない!」と日本人をイラつかせる中国人の行動。
その理由が、ロジカルに“スッキリ”わかります!

目次

【第1章】 「スジ」に沿う日本、「量」で考える中国
 ・日本人が中国人からストレスを感じる理由
 ・小銭を返さない中国人は、何を考えているのか?
 ・列に割り込む中国人は、怒られたらどうするか?
 ・中国人の話に日本人がついていけないのはなぜか
 ・犯罪の重さも「量」で考える中国
 ・「日本人は買わない客にも丁寧!」と驚く中国人
 ・「大会社は太っ腹であるべき」と中国人は考える
 ・「社会をよくすること」は統治者の仕事

【第2章】 「スジ」と「量」の特性はこう表れる
 ・「仕組み」が苦手な中国、得意な日本
 ・リーンな日本、ファットな中国
 ・稼ぐなら「投資」の中国、「仕事」の日本
 ・中国人は「先払い」、日本人は「後払い」

【第3章】 「量」の中国人が会社で考えていること
 ・あっさり会社を辞める理由
 ・まず「どこなら高く売れるか」と考える
 ・景徳鎮にみる「蓄積を生まない働き方」
 ・ファットな仕組みで働くことの弱み

【第4章】 「量」の世界は毎日が闘い
 ・「面子」は「量の勝負」と読み替える
 ・ほとんどの人が負ける競争社会・中国
 ・単一の価値観が「個」の自立を阻む
 ・競争に疲れた人々が逃げ込む先は
 ・「中国的救援」と「日本的救援」

【第5章】 「スジ」の民、日本人の生きる道
 ・中国は「スジ」の価値を理解し始めた
 ・「量」の中国で「スジ」を通せるか?
 ・スジの「美学」をコントロールせよ

【第6章】 「量」の社会にスマホがもたらした“革命”
 ・スマホは中国社会をどんどん変える
 ・「ヒマな人」をいきなり活用するサービス登場
 ・「量の社会」の弱点をスマホが補う未来
 ・シェア自転車の急失速から考える「スジ」と「量」

著者プロフィール

田中 信彦  (タナカ ノブヒコ)  (著/文

BHCC(Brighton Human Capital Consulting Co, Ltd.Beijing)パートナー。亜細亜大学大学院アジア・国際経営戦略研究科(MBA)講師(非常勤)、前リクルート ワークス研究所客員研究員。1983年早稲田大学政治経済学部卒。1990年代初頭から中国での人事マネジメント領域で執筆、コンサルティング活動に従事。リクルート中国プロジェクト、ユニクロ(ファーストリテイリング)中国事業などに参画。上海と東京を拠点に大手企業等のコンサルタント、アドバイザーとして活躍している。著者に『ぼくの上海行商紀行』(文藝春秋)、『中国で成功する人事 失敗する人事』(日本経済新聞社)、『日本人が知らない普通の中国人の私的事情』(講談社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。