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継続的デリバリーのソフトウェア工学 もっと早く、もっと良いソフトウェアを作るための秘訣 David Farley(著/文) - 日経BP
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継続的デリバリーのソフトウェア工学 もっと早く、もっと良いソフトウェアを作るための秘訣 (ケイゾクテキデリバリーノソフトウェアコウガクモットハヤクモットヨイソフトウェアヲツクルタメノヒケツ)

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発行:日経BP
A5判
厚さ20mm
重さ 410g
360ページ
定価 2,900円+税
ISBN
978-4-296-07036-7   COPY
ISBN 13
9784296070367   COPY
ISBN 10h
4-296-07036-3   COPY
ISBN 10
4296070363   COPY
出版者記号
296   COPY
Cコード
C0004  
0:一般 0:単行本 04:情報科学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年12月6日
最終更新日
2022年12月22日
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紹介

本書はソフトウェアに関する諸問題を、「工学」に基づいて解決する方法を実利的に示します。

『継続的デリバリー』で著名なデイビッド・ファーリーの“Modern Software Engineering : Doing What Works to Build Better Software Faster”の日本語版です。

継続的デリバリー(『継続的デリバリー』の共著者)の先駆者で、DevOps、TDD、その他ソフトウェア開発全般についての実践者である著者が、ソフトウェア開発に科学的思考法を応用するとはどういうことなのかを明らかにし、本当にソフトウェア工学と呼べるものを実現するにはどうすればよいかを具体的に示します。
真のソフトウェア工学は、私たちの創造力と、高品質で役立つものを自信を持って作る能力を引き上げます。アイデアを掘り下げ、創造力を伸ばせるようになり、大規模で複雑なシステムを構築できるようになります。
コードは誰でも書けますが、それは私たちの仕事ではありません。ソフトウェア開発はコードを書くことよりも大きな仕事です。私たちの仕事は、問題を解くことであり、そのためには設計に注意の目を光らせ、生み出す解決策の有効性を考えなければなりません。

本書はこれからソフトウェア開発の大海に船を漕ぎ出す人には良い羅針盤となる書籍だと思うし、私のように長年この業界で過ごしてきた人間にとっては、自分の経験を振り返る良いきっかけとなり、自分の考えが変化を受容しているか客観的に見る示唆を与えてくれるものとなることを確信する。
――「解説」より

目次

第1部 ソフトウェア工学とは何か
 第1章 イントロダクション
 第2章 工学とは何か
 第3章 工学的アプローチの基礎
第2部 学びの最適化
 第4章 反復的な作業
 第5章 フィードバック
 第6章 漸進主義
 第7章 経験主義
 第8章 実験主義的であること
第3部 複雑さ管理の最適化
 第9章 モジュラー性
 第10章 凝集度
 第11章 関心の分離
 第12章 情報隠蔽と抽象化
 第13章 カップリングの管理
第4部 ソフトウェア工学を支えるツール
 第14章 工学分野のためのツール
 第15章 現代のソフトウェアエンジニア

著者プロフィール

David Farley  (デイビッドファーリー)  (著/文

継続的デリバリーの先駆者(『継続的デリバリー』の共著者)であり、継続的デリバリー、DevOps、TDD、その他ソフトウェア開発全般についてのソートリーダー、エキスパートプラクティショナー。 コンピューティングの初期の時代から長年に渡ってプログラマー、ソフトウェアエンジニア、システムアーキテクト、成功したチームのリーダーとして活躍、コンピューターとソフトウェアが機能する仕組みについての基本原理を理解した上でソフトウェア開発に対する従来のアプローチをひっくり返すイノベーティブで画期的なアプローチを生み出してきた。

榊原 彰  (サカキバラアキラ)  (解説

1986年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。SEとして多数のシステム開発プロジェクトに参画。専門はアーキテクチャ設計技術。2005年にIBMディスティングイッシュト・エンジニアに任命される。2006年から同社東京基礎研究所にてサービス・ソフトウェア・エンジニアリングの研究に従事した後、グローバル・ビジネス・サービス事業CTO、スマーター・シティ事業CTOを経て2015年末に同社を退職。2016年1月より日本マイクロソフト株式会社にて執行役員 最高技術責任者(CTO)。2018年2月よりマイクロソフトディベロップメント株式会社 代表取締役社長を兼任。2021年10月末にて同社を退職した後、2021年11月よりパナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社常務カンパニーCTOに就任。2022 年4月より、パナソニックグループのホールディングス制移行に伴い、パナソニックコネクト株式会社執行役員常務CTO 技術研究開発本部本部長。

上記内容は本書刊行時のものです。