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出版者情報
吹奏楽のための交響詩 ぐるりよざ
発行:株式会社音楽之友社
A5判
80ページ
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2020年2月18日
- 登録日
- 2020年1月24日
- 最終更新日
- 2020年2月18日
紹介
隠れキリシタンたちが歌い継いでいった聖歌は、厳しい禁教の中で旋律は次第に歪曲し、歌詞も転訛してしまった。たとえば「グロリオーザ(Gloriosa)」というラテン語は、「ぐるりよざ」というように……。第1楽章「祈り」は、グレゴリオ聖歌をテーマに、シャコンヌの形式による13の変奏からなっている。「唄」と題された第2楽章は、キリシタンにいつからともなく歌い継がれてきた「さんじゅあん様のうた」。第3楽章「祭り」は、変形された「長崎ぶらぶら節」が基本となっている。
海上自衛隊・佐世保音楽隊の委嘱により作曲、1990年2月16日に佐世保市民会館にて岩下章二氏の指揮、岩亀裕子氏の龍笛独奏により初演された。初演から30周年を記念し、ミニチュア・スコアとして生まれ変わる。楽譜は新たに浄書し、今まで不明瞭だった箇所や、細かなテンポの指示を追加。さらに、ネットでは見られない、曲の詳細な解説を作曲者の伊藤康英氏が執筆。持っておきたい、演奏する際に必ず役立つ情報満載のミニチュア・スコア。
目次
[曲目]
Ⅰ.祈り
Ⅱ.唄
Ⅲ.祭り
上記内容は本書刊行時のものです。