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《ドイツ・レクイエム》への道 西原 稔(著/文) - 株式会社音楽之友社
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《ドイツ・レクイエム》への道 ブラームスと神の声・人の声

A5判
304ページ
価格 3,900円+税
ISBN
978-4-276-13034-0
Cコード
C1073
教養 単行本 音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2020年7月10日
最終更新日
2020年8月28日
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紹介

ブラームスの創作の前半の頂点《ドイツ・レクイエム》は、聖書・古楽・民謡研究ほか、それまでの彼の多方面にわたる創作の成果が傾注されている。彼が若い時代から追求してきた「人の声」の思想の集大成でもあり、彼の深く考え抜かれた思想「死生観」が込められた、彼独自の宗教音楽でもある。
今日の私たちにも強い現実性をもって語りかける《ドイツ・レクイエム》は、現在でも演奏会のレパートリーとして親しまれている人気曲にもかかわらず、ブラームスは作品の草稿のほとんどを破棄したため、創作の背景がなかなか解明されなかった。
あの柔和で共感にあふれる音楽がなぜ書かれたのか。本書は、多角的な見地から《ドイツ・レクイエム》の創作の背景や、ブラームスの思想に迫る。

目次

序章 《ドイツ・レクイエム》とは

第1部 《ドイツ・レクイエム》とブラームス
 第1章 《ドイツ・レクイエム》を聴く聴衆――近代市民社会の投影
 第2章 《ドイツ・レクイエム》の創作過程
 第3章 《ドイツ・レクイエム》のテキストと音楽

第2部 《ドイツ・レクイエム》への道
 第1章 ブラームスをはぐくんだハンブルクの音楽文化
 第2章 民謡と人の声の思想
 第3章 《ドイツ・レクイエム》とリート
 第4章 ブラームスの古楽研究と宗教作品の創作――《ドイツ・レクイエム》の序奏
 第5章 ブラームスの器楽作品における古様式
  第1節 初期の対位法書法の作品とシューマンからの影響
  第2節 ヨアヒムとの対位法学習時代の器楽作品
  第3節 対位法学習の総括

第3部 《ドイツ・レクイエム》の意味するもの
 第1章 《ドイツ・レクイエム》の初演と評価
 第2章 《ドイツ・レクイエム》のその後の演奏
 第3章 《ドイツ・レクイエム》後の創作
 第4章 《ドイツ・レクイエム》と19世紀後期の宗教音楽

結語 ブラームスと《ドイツ・レクイエム》

あとがき
主要文献表

著者プロフィール

西原 稔  (ニシハラ ミノル)  (著/文

山形県生まれ。東京藝術大学大学院博士課程満期退学。現在、現在、桐朋学園大学特別招聘教授。18、19世紀を主対象に音楽社会史や音楽思想史を専攻。著書に『クラシックでわかる世界史』(アルテスパブリッシング)、『作曲家◎人と作品 ブラームス』『新編 音楽家の社会史』『シューマン 全ピアノ作品の研究』上下巻(以上、音楽之友社)、『ピアノの誕生』(講談社)、『楽聖ベートーヴェンの誕生』(平凡社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。