書店員向け情報 HELP
出版者情報
決定版 はじめての音楽史
古代ギリシアの音楽から日本の現代音楽まで
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2017年8月30日
- 登録日
- 2017年4月21日
- 最終更新日
- 2019年2月5日
紹介
20年以上にわたって売れ続けている音楽史入門書の、1996年の初版、2009年3月の増補改訂版につづく決定版。西洋音楽と日本音楽の両方を扱っているという点で、独自性がある。今回は内容の改訂は行わず、章間にあった空白のページ(5箇所・各1ページ)に、久保田慶一書き下ろしのコラム「もうひとつの音楽史」(その1:音楽理論について、その2:音楽と社会について、その3:音楽の職業について、その4:記譜法について、その5:音楽メディアについて)を加え、新刊として出版。コラムの内容は俯瞰的な視点から書かれており、古代・中世~第二次世界大戦後~21世紀まで触れられている。現在の音楽の在り方・音楽との関わり方についても述べており、大学・高校での授業にも取り入れやすくなる。
目次
第1部 西洋音楽史
序章 人間と音楽 片桐功
第1章 古代ギリシア 片桐功
第2章 中世 吉川文
その1(p.34) : 音楽理論について 久保田慶一
第3章 ルネサンス(1) 吉川文
その2(p.42) : 音楽と社会について 久保田慶一
第4章 ルネサンス(2) 吉川文
第5章 バロックの声楽 岸啓子
第6章 バロックの器楽 岸啓子
第7章 前古典派 久保田慶一
第8章 古典派 久保田慶一
第9章 ロマン主義前期 長野俊樹
その3(p.96) : 音楽の職業について 久保田慶一
第10章 ロマン主義の諸相 長野俊樹
その4(p.108) : 記譜法について 久保田慶一
第11章 20世紀(1) 白石美雪
第12章 20世紀(2) 白石美雪
その5(p.132) : 音楽メディアについて 久保田慶一
第2部 日本音楽史
第1章 日本音楽史の始まり 高橋美都
(西暦300年~1000年まで)
第2章 能と狂言 三浦裕子
(西暦1000年~1500年まで)
第3章 近世――乱世に花開いた三味線文化―― 茂手木潔子
(西暦1500年~1850年まで)
第4章 近代――伝統音楽と西洋音楽の並存のなかで―― 塚原康子
(西暦1850年~1945年まで)
第3部 日本の現代の音楽
第1章 日本の現代音楽 楢崎洋子
(1900年以降)
第2章 現代邦楽 茂手木潔子
(1945年以降)
おわりに 久保田慶一
あとがき 久保田慶一
参考文献・視聴覚資料
事項索引
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。