版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
音楽アナリーゼのための実践ガイド 野平 一郎(日本語版監修) - 株式会社音楽之友社
.
【利用不可】

音楽アナリーゼのための実践ガイド (オンガクアナリーゼノタメノジッセンガイド) 実習 図説・音楽用語集 図表

このエントリーをはてなブックマークに追加
B5判
208ページ
価格 3,600円+税
ISBN
978-4-276-10304-7   COPY
ISBN 13
9784276103047   COPY
ISBN 10h
4-276-10304-5   COPY
ISBN 10
4276103045   COPY
出版者記号
276   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2022年6月7日
最終更新日
2022年7月27日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

 1991年の出版以降、フランスの各音楽院で多くの教員や学生が信頼を寄せる「アナリーゼ(分析)」に関する手引書の、待望の日本語版。約700語からなる「音楽用語集」も収録。音楽をどのように理解するか、を重視し実際の楽曲を例にしながら手ほどきしてゆく。校正協力として携わっていただいた金澤正剛氏いわく、本書は「音楽史でも、音楽辞典でもなく、音楽作品を分析するにあたって何をすべきかを具体的に示してくれるガイド」である。
 第1部では旋律、和声、リズムなど、さまざまなアプローチからの分析例を示す。第2部は「音楽用語集」が、さらに第3部にはアナリーゼに不可欠な、旋法や和声学の基礎や、オーケストラで使われる楽器一覧など12の図表が収められている。日本の読者のために、フランスで長く音楽教育に携わってきた原著者の意向を汲んだきめ細かな注釈も充実し、独学で学ぶ学習者も教科書として使用しやすい作りになっている。

目次

第1部 実習
第1章 分析の方法
第2章 形式の分析
第3章 主題による分析
第4章 旋律の分析
第5章 和声の分析
第6章 対位法的楽曲の分析
第7章 リズムの分析
第8章 楽器法、管弦楽法についての分析
第9章 ダイナミクス(強弱)、アゴーギク、特色についての分析
第10章 フィギュラリズム(音型表現法)
第2部 図説・音楽用語集
   日本語索引
   略語表
第3部 図表
【表1】主要形式
【表2】調性語法の主要和音
【表3】終止形
【表4】旋法と音階
【表5】和声外音
【表6】リズム型
【表7】13世紀のリズム・モード
【表8】13世紀から15世紀初頭の主要リズム
【表9】主要舞曲
【表10】オーケストラの楽器
【表11】主要声域
【表12】音名

追補
 Ⅰ様式についての覚え書き
 Ⅱオーケストラで使われる楽器についての注記

著者プロフィール

野平 一郎  (ノダイラ イチロウ)  (日本語版監修

東京藝術大学、同大学院修士課程作曲科を終了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。間宮芳生、永富正之、アンリエット・ピュイグ=ロジェ、ベッツィー・ジョラス、セルジュ・ニグ、ミシェル・フィリッポ他に師事。作曲・ピアノ・指揮・プロデュース・教育など多方面にわたる活動を行う。ピアニストとしては内外のオーケストラにソリストとして出演する一方、内外の名手たちと共演し室内楽奏者としても活躍。

野平 多美  (

国立音楽大学附属音楽高等学校を経て、同大学を卒業。1982年に渡仏し、パリ国立高等音楽院において作曲理論各科(和声、対位法、フーガ、管弦楽法)を卒業。主要著書は「魔法のバゲット~マエストロ・ジャン・フルネの素顔」(全音楽譜出版社)、「フォーレ声楽作品集」(共著/同)、「トゥ・タンサンブルTout Ensemble(フランス語教科書)」(共著/白水社)などがある。現在、お茶の水女子大学非常勤講師、2005年よりアフィニス文化財団研鑽助成委員、2018年6月より同財団理事を務める。

上記内容は本書刊行時のものです。