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出版者情報
戦後史のなかの福島原発
開発政策と地域社会
発行:大月書店
四六判
240ページ
定価
2,500円+税
- 書店発売日
- 2014年7月22日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
「平和利用」と「安全」を信じ、町の繁栄を願って立地を決めた地域。他方、安全な土地を守ろうと立地を阻んだ地域。実験炉導入前後から現在まで、地域社会における原発の受容~変容過程をリスクとリターンの交換関係から描く。
目次
第一章 原子力開発の開始と原子力関連施設の大都市圏からの排除
第一節 原子力開発の開始
第二節 日本原子力研究所東海村立地とリスク認識
第三節 「反原発運動」の源流としての関西研究用原子炉設置反対運動
第四節 原子炉立地審査指針の確定
第二章 地域開発としての福島第一原発の建設(一九六〇-一九六七)
第一節 福島県による原発誘致活動
第二節 福島第一原発立地と地域社会
第三節 福島第一原発の建設
第三章 福島県における原発建設反対運動の展開(一九六八-一九七三)
第一節 原発建設予定地における地権者の反対運動
第二節 一般住民による原発建設反対運動
第三節 福島県議会における反対意見の噴出
第四章 電源交付金制度と原発建設システムの確立(一九七四-一九七九)
第一節 電源交付金制度の成立
第二節 原発依存社会の行方
第三節 「日常の風景」を切り裂いた三・一一
上記内容は本書刊行時のものです。