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「慰安婦」バッシングを越えて 「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(編集) - 大月書店
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「慰安婦」バッシングを越えて (イアンフバッシングヲコエテ) 「河野談話」と日本の責任 (コウノダンワトニホンノセキニン)

社会一般
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発行:大月書店
四六判
288ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-272-52089-3   COPY
ISBN 13
9784272520893   COPY
ISBN 10h
4-272-52089-X   COPY
ISBN 10
427252089X   COPY
出版者記号
272   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
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紹介

繰り返される「暴言」、歴史認識の錯誤に終止符を!

蔑ろにされつづける謝罪と補償。そればかりか、「河野談話」見直しや「強制連行否定」論など、近年高まる右翼的潮流。20数年におよぶ「慰安婦」問題をめぐる状況を整理し、問題の解決に向けて日本がすべきことは何かを示す。

目次

第1部「河野談話」と「慰安婦」制度の真相究明――何がどこまでわかったのか?
1 「河野談話」をどう考えるか--その意義と問題点(吉見義明)  
2 被害者証言にみる「慰安婦」連行の強制性(西野瑠美子)
【コラム】中国山西省・盂県に見る性暴力被害の強制性(池田恵理子)
3 「慰安婦」問題と公娼制度(小野沢あかね)
【コラム】「慰安婦」誘拐犯罪――静岡事件判決(前田朗) 
第2部 日本政府の法的責任――なぜ国民基金は解決に失敗したのか?
1 国民基金の失敗―日本政府の法的責任と植民地主義(金 富子)
2 韓国挺対協運動と被害女性―なぜ国民基金に反対したのか(尹美香)
3「国民基金」と反対運動の歴史的経緯(鈴木裕子)
【コラム】東京裁判・BC級戦犯裁判と日本政府の責任(林博史)
4 被害者不在の「和解論」を批判する(西野瑠美子)
第3部 「慰安婦」問題の解決――今何が必要か        
1 なぜ多くの若者は「慰安婦」問題を縁遠く感じるのか――若者の現在を読み解く(中西新太郎)
2 教科書問題と右翼の動向(俵義文)
【コラム】忘却に抵抗するドイツの歴史教育・記憶の文化(岡裕人)
3 「慰安婦」問題の解決に何が必要か――被害者の声から考える(梁澄子)
【コラム】コラム 日本軍「慰安婦」問題解決のためのもう一つの国連人権制度・UPR(安善美)
4 日韓請求権協定と「慰安婦」問題(吉澤文寿)
5 世界史の中の植民地責任と「慰安婦」問題(永原陽子)
付録 ブックガイド、年表、「河野談話」など各種資料

著者プロフィール

「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター  (センソウトジョセイヘノボウリョクリサーチアクションセンター)  (編集

(略称:VAWW RAC バウラック)1998年6月に発足した「戦争と女性への暴力」日本ネットワークを発展改称。非暴力・平和・平等な社会の実現のため、シスターフッド・エンパワメントを意識した活動を展開。

西野 瑠美子  (ニシノ ルミコ)  (編集

VAWW RAC共同代表、女たちの戦争と平和資料館館長

金 富子  (キム プジャ)  (編集

東京外国語大学教授

小野沢 あかね  (オノザワ アカネ)  (編集

立教大学教授

上記内容は本書刊行時のものです。