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出版者情報
知られざる戦争犯罪 : 日本軍はオーストラリア人に何をしたか
発行:大月書店
縦200mm
262ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1993年12月
- 登録日
- 2019年4月15日
- 最終更新日
- 2019年4月15日
紹介
東京裁判の被告選定過程で、オーストラリアだけが正式に天皇を被告とするよう提案した。日本の戦犯裁判で、終始最も厳しい態度をとり続けたオーストラリアには、どのような戦時体験があったのか。戦慄すべき所業の数々-それは捕虜虐待に始まり、虐殺、強姦、そしてついに人肉食に至る-が、オーストラリア国立公文書館・戦争博物館での封印を解かれて、いまはじめて再現される。信頼できる史料に拠って事実を掘り起こし、集団狂気の日常化を生んだ原因を追究した本書は日本人に深刻な反省を迫る。
目次
第1章 捕虜虐待とジュネーブ条約-サンダカン捕虜収容所を中心に
第2章 捕虜虐殺とその責任問題-サンダカン「死の行進」を中心に
第3章 戦争における女性虐殺・強姦・強制売春-豪州従軍看護婦の体験を中心に
第4章 ウエッブ裁判長と日本陸軍の人肉食罪-「人肉食」に関する豪州軍資料を中心に
上記内容は本書刊行時のものです。