..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
包括的性教育
人権、性の多様性、ジェンダー平等を柱に
発行:大月書店
A5判
192ページ
定価
2,000円+税
- 初版年月日
- 2020年10月15日
- 書店発売日
- 2020年10月20日
- 登録日
- 2020年8月21日
- 最終更新日
- 2020年9月17日
紹介
SDGsでは性感染症予防やジェンダー平等が明記され、保護者の強力なニーズもあり、性教育に注目が集まっている。国際標準の性教育は学校が拠点となる。日本のボトルネックは何か、いかに打開し実践を切り拓くか、理論的に論じる。
目次
はじめに――性教育のさわやかな風を吹かそう
第Ⅰ部 包括的性教育とは何か
第1章 性教育の新しい時代を拓く国際的スタンダード
――『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』初版から改訂版へ
【補足資料①】アメリカ性情報・性教育協議会(SIECUS)の「包括的性教育ガイドライン」(第3版、2004年)
第2章 性教育におけるテーマ主義と課題主義
――テーマ主義を悪用された都議会での性教育バッシング質問にも触れて
第3章 〝青少年の性〟はどう捉えられてきたか
――戦後日本の性教育政策と国際的スタンダード
第Ⅱ部 包括的性教育をすすめる
第4章 乳幼児期から包括的性教育をすすめる
――人生のはじめだからこそ偏見のない性の学びを
【補足資料②】乳幼児の性教育で「からだ学習」をすすめる10のポイント
第5章 学校教育の現場で包括的性教育をすすめる
――学習指導要領の問題点と国際的スタンダードへの展望
第6章 包括的性教育の立場で「性教育の手引」を発展させる
――東京都教育委員会「手引」の問題点の解明と性教育実践の展望
第7章 性教育をすすめるとき、すすむとき、そして立ち止まるとき
――ゆたかで多様な実践の可能性
おわりに――いまこそ性教育政策の転換のとき
上記内容は本書刊行時のものです。