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だれが日韓「対立」をつくったのか 岡本 有佳(編集) - 大月書店
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だれが日韓「対立」をつくったのか (ダレガニッカンタイリツヲツクッタノカ)

社会一般
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発行:大月書店
四六判
168ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-272-21122-7   COPY
ISBN 13
9784272211227   COPY
ISBN 10h
4-272-21122-6   COPY
ISBN 10
4272211226   COPY
出版者記号
272   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年12月16日
書店発売日
登録日
2019年10月17日
最終更新日
2019年12月12日
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紹介

「徴用工」問題に端を発し悪化の一途をたどる日韓関係。だが、そもそも問題の根はどこにあるのか? 「徴用工」「慰安婦」「少女像」の問題など、韓国への疑問や反発を解きほぐし、日韓の相互理解と対話へとつなぐ。

目次

はじめに――泥沼化する日韓関係を読み解く(加藤圭木)  

PART1 徴用工問題――「韓国はルール違反」の真相  
Q1   なぜ徴用工は損害賠償を求めているのか?(加藤圭木) 
Q2  「韓国は国際法違反!」と、断言できるのはなぜ?(川上詩朗)  
Q3   韓国はなぜ話を蒸し返すのか?(金 昌禄)  
topic1 日本の軍事動員と皇民化政策(金 庾毘) 

PART2 主戦場としての「慰安婦」問題――「少女像は反日」か?
Q4   日本軍の強制連行はなかった?(吉見義明)  
Q5  「慰安婦」は、ビジネスで、「性奴隷」ではない?(金 富子) 
Q6   なぜ米国にも「慰安婦」の碑を建てるのか?(金 美穂)  
Q7   日本はお金も払って責任を果たしたのに、なぜ韓国は「合意」を無視するのか?(板垣竜太) 
topic2 《平和の少女像》(平和の碑)の願い(岡本有佳)  

PART3 韓国はなぜ歴史問題にこだわるのか?
Q8   「韓国併合」のどこが問題なのか?(加藤圭木)  
topic3 三・一運動と現在(加藤圭木)  
Q9   日本人もひどい目にあったのに、なぜ朝鮮人は被害を言い立てるのか?(加藤圭木)  
topic4 関東大震災下の朝鮮人虐殺(加藤直樹)  
Q10   文在寅政権はなぜ、歴史問題(徴用工・「慰安婦」)にこだわるのか?(金 富子) 
topic5 韓国の民主化と過去清算(藤永 壮)   

PART4 なぜ、これほど日韓関係は悪化したのか?――メディアのズレを読む
Q11   日本のマスメディアは《少女像》撤去・移転をどう報じているか?(岡本有佳)  
Q12    日本のマスメディアは徴用工問題をどう報じたのか?(土田 修)  
Q13   日本のマスメディアは日韓関係の悪化をどう報じ、何を報じていないか?(土田 修) 
Q14     韓国メディアは日韓関係の悪化をどう報じ、何を報じていないか?(吉 倫亨)  
topic6 韓国特派員が見た日本のメディア(金 鎮佑)  
topic7 韓国・市民によるメディア監視(モニタリング)(岡本有佳)  

PART5 解決への道はあるのか?
Q15  「戦後生まれ」が責任を問われるのはなぜか?(加藤圭木)  
topic8 朝鮮民主主義人民共和国で出会った人びと(加藤圭木)  
Q16    植民地支配の責任にどう向き合うのか?(梁 澄子)  
topic9 日韓交流がつくる未来
――「#好きです韓国」から見えた無自覚の偏見と日韓連帯の鍵(阿部あやな)  

著者プロフィール

岡本 有佳  (オカモト ユカ)  (編集

編集者。Fight for Justice日本軍「慰安婦」問題サイト運営委員。主な著作に『《自粛社会》をのりこえる――「慰安婦」写真展中止事件と「表現の自由」』(共編著、岩波ブックレット,2017年)がある。

加藤 圭木  (カトウ ケイキ)  (編集

一橋大学准教授(朝鮮近現代史・日朝関係史)。主な著作に『植民地期朝鮮の地域変容――日本の大陸進出と咸鏡北道』 (吉川弘文館、2017年)、日本軍「慰安婦」問題webサイト制作委員会編/金富子・板垣竜太責任編『朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任』(共著、 御茶の水書房、 2015年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。