...
【利用可】
書店員向け情報 HELP
J・M・クッツェーの世界 : 〈フィクション〉と〈共同体〉
発行:英宝社
縦200mm
291ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2006年9月
- 登録日
- 2017年7月17日
- 最終更新日
- 2017年7月17日
紹介
南アフリカの厳しい政治的現実の中、植民地主義と倫理の問題を根底から問い直し、多彩なテクスト戦略を駆使する注目の作家J・M・クッツェー。注目のノーベル賞作家、本邦初の研究書。
目次
序章 J・M・クッツェーの世界へのイントロダクション
第1章 クッツェーとゴーディマ-"境界"をめぐって
第2章 物語の外部へ-『石の女』、『夷狄を待ちながら』、『マイケル・K』
第3章 沈黙が語るもの-『フォー』とその批評史をめぐって
第4章 泪の語るもの-『鉄の時代』試論
第5章 残された者たちが語ること-『ペテルブルグの文豪』をめぐって
第6章 動物のいのち/文学のことば
第7章 欲望という名の物語-『恥辱』の誘惑
第8章 食人から聖餐まで-クッツェー作品におけるもの喰うイメージ
上記内容は本書刊行時のものです。