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コロナ時代を生きるヒント
発行:潮出版社
四六判
208ページ
定価
1,300円+税
- 書店発売日
- 2020年7月4日
- 登録日
- 2020年5月22日
- 最終更新日
- 2020年6月26日
紹介
「どんなにたくさんの『死』に関わっても、死には疑問が残る」――
そう語る著者は、医師として多くの人を看取ってきた。
人には必ず「死」が訪れる。にもかかわらず現代人は「死」を語ることを忌み嫌い、向き合うことを避けようとする。そして自らの「死」について、自己決定しないがゆえに、望まない延命治療や残酷な最期を迎えてしまう。
果たして「死」は怖いものなのか。
自ら末期がんを患った緩和ケア医、「あの世」について研究している大学教授、死者と通じ合うユタやノロ、死と隣り合わせだった東北被災地の人々。そしてコロナ禍が突き付けた厳しい現実――。
豊かな「死」を取り戻すために奮闘する人々との対話を通じて、著者がたどり着いた「死」の実像とは。
カマタ流の温かくて柔らかい「人生の終(しま)い方」!
目次
第1章豊かな「死」とはなにか
「死」のそばに立つ仕事
「死」は日常のなかにあっていい
医師として、患者として
第2章此岸と彼岸を分けるもの
亡き人への手紙
魂の存在を信じるか
「生」と「死」の間にあるもの
第3章「死」の受容
暮らしのなかの看取り
「死」に向き合い、「生」を過ごす
繰り返し思い出し、偲び、語る
被災地の“幽霊”が教えてくれたこと
第4章コロナ時代を生きるヒント
免疫の力
自己決定する「ニューノーマル」が始まった
上記内容は本書刊行時のものです。