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出版者情報
まともがゆれる ―常識をやめる「スウィング」の実験
常識をやめるスウィングの実験
発行:朝日出版社
四六判
240ページ
定価
1,560円+税
- 初版年月日
- 2019年1月21日
- 書店発売日
- 2019年1月21日
- 登録日
- 2018年12月11日
- 最終更新日
- 2019年1月9日
書評掲載情報
2019-05-05 |
読売新聞
朝刊 評者: 一青窈(歌手) |
2019-03-30 |
朝日新聞
朝刊 評者: 野矢茂樹(立正大学教授・哲学) |
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紹介
弱くていいのだ。ダメでいいのだ。ダメだから人に救われるし、救われたら人を救おうと思うのである。
こうしてダメがダメを救っていく。世の中を回しているのはお金じゃなくて「ダメさ」「弱さ」であっていいんじゃないか。
……寄稿 稲垣えみ子
「できない」ままで生きてもいい!
自分の欠点ではなく「世の中が押し付けてくるまともな生きかた」と戦う術。
親の年金でキャバクラに通い、そのたび落ち込んで引きこもっていた増田さん。
何をやっても自信が持てない、一応「健常」な施設スタッフ沼田君。
毎夕、意味不明なワン切りを必ずしてくるひーちゃん。
「足が腐った」とか「定期をトイレに流した」とか、まばゆいばかりの屁理屈で仕事をサボろうとするQさん……。
障害福祉NPO法人「スウィング」に集う、障害を持つ人・持たない人たちの「できないこと」にこだわらないエピソードと、心の栓を抜く、脱力しきった詩の数々。
誰かが決めた「まとも」を見つめ直し、ゆらしたりずらしたりすることで、それぞれの生きづらさを緩めるヒントとなる一冊。
上記内容は本書刊行時のものです。