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港町と海域世界
発行:青木書店
縦200mm
397ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2005年12月
- 登録日
- 2017年9月8日
- 最終更新日
- 2017年9月8日
紹介
港町を舞台に、新たな歴史の扉が開く。水陸の交通路が接触し、さまざまな人や人物・情報が行き交う港町の姿をつうじて、国境を超えた広域ネットワークの実態を描き出す。
目次
第1部 環日本海と環シナ海(北東アジアの河川、海上交通とその拠点-「満洲仮府」デレンの繁栄
「鎖国」下の密貿易と環日本海の港町
「庚申年の倭寇」歴史地理学的検討-鎮浦口戦闘を中心として ほか)
第2部 イスラームとインドの海(東南アジアのイスラーム港市と陶磁貿易
一三~一六世紀、コロマンデル海岸の港町-刻文史料と中国陶磁器片にみる
ペルシア湾と砂漠を結ぶ港町)
第3部 地中海から北海へ(近世のヴェネツィア絹織物産業とオスマン市場
キオスに集う人々-中世ジェノヴァ人公証人登記簿の検討から
海峡都市ストックホルムの成立と展開-メーラレン湖とバルト海のあいだで)
上記内容は本書刊行時のものです。