...
【利用可】
書店員向け情報 HELP
暴力の地平を超えて : 歴史学からの挑戦
発行:青木書店
縦200mm
317ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2004年5月
- 登録日
- 2016年9月1日
- 最終更新日
- 2016年9月1日
紹介
なぜ暴力を選択したのか。それはどのような意味をもったのか。歴史における暴力の実相を浮き彫りにし、暴力をふるう人びとの心性の解析を試みる。
目次
第1部 暴力を選択する人びと(日本中世の土一揆と村の暴力
人斬りの村-一九世紀集団暴力の心性
騒乱する人びとへの視線-近代日本の都市騒擾と政治運動)
第2部 他者との関係における暴力(自由党と自衛隊-秩父事件における民衆の暴力
無頼と倡義のあいだ-植民地化過程の暴力と朝鮮人「傭兵」
北アイルランド紛争を生きる-暴力とコミュニティ関係)
第3部 政治文化としての暴力(明末清初における暴力と正義の問題
反芻される暴力と自恃-困民党の時代を生きる須長漣造という歴史
暴力と公論-植民地朝鮮における民衆の暴力)
上記内容は本書刊行時のものです。