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出版者情報
黒沼
香月日輪のこわい話
発行:徳間書店
文庫判
縦148mm
横105mm
重さ 154g
320ページ
定価
680円+税
- 書店発売日
- 2021年2月10日
- 登録日
- 2021年1月1日
- 最終更新日
- 2021年1月22日
紹介
夜中、読んじゃダメ。
怖いけれど懐かしい。
きっとあなたのすぐそばにも、奇妙な世界が存在す
る。放課後の学校で「永遠の鬼ごっこ」をする少女
たち、森の奥の禁断の地、海から男を呼び続ける人
魚……。無邪気に見える子供の心に潜む〈闇〉や、ふ
とした瞬間に迷い込んでしまった奇妙な非日常を描
いた背筋も凍る作品集。話題の新装版『桜大の不思
議の森』の桜大が幼少期に体験した、祭りの夜に起
きた不思議を描いた「黒沼」を収録。
目次
このさき、危険区域~学校のこわい話
ランドセルの中
たたずむ少女
扉の向こうがわ
呪い
鬼ごっこ
忘れもの
聖母
黒沼
譚の部屋
ねこ屋
鬼車
再見
海を見ていた
はげ山の魔女
人魚の壷
海を望む窓辺に
春疾風
断崖
春 茶屋の窓辺にて候
文庫版あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。