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出版者情報
旗師・冬狐堂四 瑠璃の契り
発行:徳間書店
文庫判
縦148mm
横105mm
重さ 140g
288ページ
定価
680円+税
- 書店発売日
- 2021年2月10日
- 登録日
- 2021年1月1日
- 最終更新日
- 2021年1月22日
書評掲載情報
2021-03-21 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
美術品に隠された秘密を暴く
骨董商の命とも言える目を患った陶子
現在と過去とを繋ぐ四篇
信じるものは己の美意識と鑑定眼のみ
騙し騙されが日常茶飯事の骨董の世界を、一人で生
き抜く孤高の骨董商・宇佐見陶子。目利きの命であ
る眼を患った彼女の元に、同業者がわけありの品を
持ち込む。それは昭和を代表する作家の逸品であり
ながら、わずか十ヶ月のうちに三度も返品された和
人形だった(「倣雛心中」)。友人の硝子が流した
一粒の涙。瑠璃ガラスの切り子碗に隠された秘密と
は(表題作)。古美術ミステリー全四篇。
目次
倣雛心中
苦い狐
瑠璃の契り
黒髪のクピド
解説 法月綸太郎
上記内容は本書刊行時のものです。