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出版者情報
それでも世界は回っている 1
発行:徳間書店
四六変型判
縦160mm
横112mm
224ページ
定価
1,650円+税
- 書店発売日
- 2021年5月29日
- 登録日
- 2021年5月14日
- 最終更新日
- 2021年5月21日
紹介
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ロングセラー『月とコーヒー』に連なる
〈インク三部作〉開演!
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いいか、よく見ろ。
終わりが来ても、
このとおり、
何度でもよみがえる。
「奇妙な惑星」博物館の保管室に
勤務する十四歳のオリオ。
師匠のベルダさんと二人、
世の中のあらゆるものを記録し保管すべく
作業に勤しんでいた。
そんなある日、ベルダさんが死んだ。
自殺か、病気か、事件か。
原因がわからぬまま、
オリオは保管室の責任者を
引き継ぐことになる。
ところが――。
ベルダさんが記録に使用していた
万年筆のインク、
〈六番目のブルー〉の在庫がない。
あれなくして記録作業はできない。
幻のインクを求めるオリオの旅が始まった。
上記内容は本書刊行時のものです。