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出版者情報
法の雨
発行:徳間書店
四六判
縦188mm
横128mm
296ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2020年4月30日
- 登録日
- 2020年4月18日
- 最終更新日
- 2020年4月18日
書評掲載情報
2020-07-19 |
産經新聞
朝刊 評者: 縄田一男(文芸評論家) |
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紹介
無罪乱発
判事が下した判決が
裁判官、検察官、弁護士、被害者、加害者
それぞれの正義を狂わせていく…
厳格な法の運用ゆえに「無罪病判事」と呼ばれた嘉瀬清一は、結審直後に法廷で倒れてしまう。
宣告されていたために有効とされた判決は、逆転無罪。
無罪判決は死も同然である検察界。
担当検事の大神護は打ちひしがれる。
有罪率99.7%の日本でなぜ今!
その後、この事件で無罪放免となった看護師が殺されたと知り、大神は嘉瀬のもとを訪れるが、嘉瀬は老人ホームにおり、会話もままならない状態となっていて……。
あの判決に何があったのか。
“法”は救いか縛りか。
上記内容は本書刊行時のものです。