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出版者情報
金剛の塔
発行:徳間書店
四六判
368ページ
定価
1,700円+税
- 書店発売日
- 2019年5月17日
- 登録日
- 2019年4月23日
- 最終更新日
- 2019年4月23日
書評掲載情報
2019-07-07 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 塩野米松(作家) |
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紹介
木造の五重塔は地震で倒れたことは無い!
なぜか?
聖徳太子によって百済から連れてこられた
宮大工が創業した世界最古の建築会社、
金剛組をモチーフに描く連作長編。
「わしらは聖徳太子から四天王寺と
五重塔を守護するようにいわれた一族や」
美しい宝塔を建てるため、
百済から海を渡ってきた宮大工たち。
彼らが伝えた技術は、
飛鳥、平安、戦国と時代を超えて
受け継がれた。
火災や戦乱で何度も焼失したが、
それぞれの時代の宮大工たちが五重塔を甦らせる。
そして、その塔は決して、
地震では倒れなかった。
なぜなのか?
現代の高層建築、
丸の内ビルディングや東京スカイツリーにも
生きている「心柱(しんばしら)構造」の
誕生と継承の物語!
上記内容は本書刊行時のものです。