...
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
歴史教科書を格付けする
巻次:2000年度版
発行:徳間書店
縦200mm
251ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2000年2月
- 登録日
- 2019年7月22日
- 最終更新日
- 2019年7月22日
紹介
本書は、平成十二年=西暦2000年の4月から2年間、日本の小学校六年生が教室で実際に使う歴史教科書・社会科教科書について、そのどこに問題があるのかを明らかにしたものである。同時に、学習指導要領を基準にして、五社の教科書の良し悪しについての「格付け」を行った。
目次
無感動な日本の始まり-国土の統一と神話
国造りの意義を矮小化する、考証無視の自虐想像図-古代律令国家の実態
遊興にふける平安貴族は無用の権力者か-貴族の生活、武士の起こり
統合よりも分裂を称賛するおかしな記述-室町時代の足利氏と一揆
自国を貶めるためのダブルスタンダード歴史観-「元寇」と豊臣秀吉の「朝鮮出兵」
「武士」対「農民」が江戸時代の基本構造ではない-江戸時代
古い階級闘争=革命史観で描かれた倒幕運動-幕末・維新史
「明治政府は強権政府」という悪意の刷り込み-明治の改革
大日本帝国憲法は天皇独裁のために作られたのか-自由民権運動と国会開設・帝国憲法制定
日本植民地化の危機に触れない戦争理解-日清・日露戦争〔ほか〕
上記内容は本書刊行時のものです。