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大名倒産 下
発行:文藝春秋
文庫判
重さ 206g
400ページ
定価
780円+税
- 書店発売日
- 2022年9月1日
- 登録日
- 2022年7月2日
- 最終更新日
- 2022年9月1日
書評掲載情報
2022-10-15 |
朝日新聞
朝刊 評者: 谷津矢車(小説家) |
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紹介
260年の泰平の間に、積もり積もった借金はなんと25万両!
この世のものとは思えぬ負債を知った長男はショックで急死してしまった。
丹生山松平家12代当主は、次男三男を飛び越えて庶子の
四男・小四郎に後を継がせて隠居すると、
ひそかに「大名倒産」の準備を進め……
何も知らずに大名家の家督を継いでしまった21歳の
小四郎、糞がつくほどの真面目さ誠実さを武器に
なんとか倒産を防ごうと必死の「経営再建」に乗り出すが。
参勤行列を整える金にも困窮つつ
三万石の御領国・丹生山へ初のお国入りをした小四郎は
倹約また倹約、殖産産業の鮭の養殖、国家老も商人も巻き込んで
なりふり構わぬ金策。しかし焼け石に水…
健気な若殿の大逆転はなるのか。
万策尽きた時、人の世を眺めていた七福神たちが動き出す⁉
<逃げ切りを目指す親世代ⅤS巨大な負債を押し付けられた若者>
笑いと涙がてんこ盛りの豪華エンターテインメント!!
巻末対談 浅田次郎×磯田道史
上記内容は本書刊行時のものです。