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ミッドナイトスワン
発行:文藝春秋
文庫判
重さ 165g
304ページ
定価
700円+税
- 書店発売日
- 2020年7月8日
- 登録日
- 2020年5月13日
- 最終更新日
- 2020年7月7日
書評掲載情報
2020-09-19 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2020-07-12 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
「新しい地図」として活躍中の草彅剛。
そして、Netflix「全裸監督」が世界190カ国で同時配信され大反響を読んだ映画監督・内田英治。
二人のタッグによる話題の映画『ミッドナイトスワン』を、内田監督自らが小説化。
トランスジェンダーの“凪沙”(なぎさ)は故郷の広島を離れ東京、新宿を舞台に生きている。あるきっかけで親戚から預かった一人の少女と暮らす事になってしまった。母から愛を注がれずに生きてきた少女、一果(いちか)と出会ったことにより孤独の中で生きてきた凪沙の心に今までにない感情が芽生える。
一人の少女との出会いにより凪沙に芽生えた自らの“性”の葛藤と、実感した事の無かった“母性”の自覚を描く、奇跡の物語。
■草彅剛
この脚本が人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別などを超える力があって、皆さんに楽しんでいただけると思います。
台本を読んだ時、とても感動し涙がとまらなかった。その時の気持ちを作品としてみせられたら。
■内田英治監督
人間は愛のためにどこまで自己を犠牲にすることが出来るのか?
多様化が進むなか、普遍的な一つの愛の形としてトランスジェンダーと少女の関係を描いています。普通に存在する者たちの物語で、普通の娯楽映画として大いに楽しんでいただけたらと思います。
上記内容は本書刊行時のものです。