..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
注文サイト:
奈緒と私の楽園
発行:文藝春秋
文庫判
重さ 144g
272ページ
定価
720円+税
- 書店発売日
- 2020年6月9日
- 登録日
- 2020年4月7日
- 最終更新日
- 2020年5月8日
紹介
何たることだろうか。
私は確実に退行しているのだった。
(中略)
奈緒が童話を読み、女の豊かさの象徴とも言える大きな乳房で
私のモノを愛撫するようになってから、自分はさらに退行していった。
――本文より
音楽プロデューサーの塩原達也はバツイチ独身の五十歳。
良き友人となった前妻と、セックスを愉しむ関係の人妻の愛人がいたが、
ある日、「母親の行方を探している」と奈緒という女性が突然訪ねてくる。
二十九歳の彼女と出会い、急速に惹かれていく塩原。やがて関係を迫る彼に対し、
奈緒が望む性愛の形は変わったものだったが、徐々に甘美な毒にとらわれていく――。
〝禁断の純愛小説〟問題作が文庫化!
解説 村山由佳
上記内容は本書刊行時のものです。