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上機嫌な言葉 366日 田辺 聖子(著/文) - 文藝春秋
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上機嫌な言葉 366日 (ジョウキゲンナコトバ サンビャクロクジュウロクニチ)

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発行:文藝春秋
文庫判
重さ 146g
272ページ
定価 720円+税
ISBN
978-4-16-791375-5   COPY
ISBN 13
9784167913755   COPY
ISBN 10h
4-16-791375-5   COPY
ISBN 10
4167913755   COPY
出版者記号
16   COPY
Cコード
C0195  
0:一般 1:文庫 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年8月7日
最終更新日
2024年1月24日
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書評掲載情報

2019-11-09 日本経済新聞  朝刊
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紹介

「コセつかず、咎めだてせず、目を三角にしないこと」
「相手の知らぬことを言うときは、羞じらいをもっていうべき」
「男は犬に似ている」
「人間を洞察すると、ゆるすほか、なくなる」

人生を面白く愉しむ達人・お聖さんのチャーミングな言葉366。
白黒つけない曖昧な部分にこそ宿るオトナの智恵が、硬い頭と心を
解きほぐしてくれる、常に傍らに置きたい一冊。

人生で一番すてきなものは、上機嫌!

目次

一月 人生をおいしくする

おなか、すく?食欲ありますか?
それなら大丈夫、人生はこれからです。

二月 愛するものを一つでも多く持っているということ

お金より好きなものを持っている人って、
現代では最高のロマンチストなんだもの。

三月 いそいそとする

なるべく、人生、〈いそいそとする〉
ことが多いといいんだけどな

四月 面白がる

「ぱあっと綺麗なもの」「陽気なもの」「かわったもの、新奇なもの」
「楽しくなるもの」に、いつもびっくりする、
面白がる精神を「失わはったら、あきまへんえ」

五月 気をとり直す、という才能

肉体・精神の不調で再生が難しい人は、
自己暗示をかけて下さい。自分で鏡を見て
(なんて、美しい)とか(かッわゆい!)と思って下さい。

六月 幸福の味わい

どんな所でも、おいしく食べられる、ということ。
あんまり、こまかく気をつかったり、心を労したりしないで、
のんびりいくこと。コセつかず、咎めだてせず、目を三角にしないこと。

七月 上機嫌はいちばん

私は人生で人間の上機嫌はいちばんすてきなもので、
砂の中の金のようなものだと思っている。

八月 ロマンチックというのは

ロマンチックというのは、人生が一瞬、あけぼの色に、
仄明るんでくることです。それによって
気を取り直せるかもしれないこと。

九月 言葉の魔法

日常次元の言葉が、ある魔法によって、とたんに色かわり、
手の切れそうにするどく、いきいきしたものによみがえる、
そこから舞い上がる感動が、私には魅力である。

十月 夢をあきらめない

若い日の夢はあきらめずにじっと抱いていないといけない。
自分の身内に力の潮がみちてきたとき、必ずその卵は孵る。

十一月 毎日の楽しさ、というもの

私は人生を楽しむために生きるのだ、と思っている。
そして私の場合、楽しむことは人を愛すること、
人に愛されること、にほかならぬのである。

十二月 人生のタカラモノ

人生はトシ相応のタカラが
ゆく手ゆく手に埋められてある。

上記内容は本書刊行時のものです。