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悪声 いしい しんじ(著/文) - 文藝春秋
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悪声 (アクセイ)

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発行:文藝春秋
文庫判
496ページ
定価 960円+税
ISBN
978-4-16-791330-4   COPY
ISBN 13
9784167913304   COPY
ISBN 10h
4-16-791330-5   COPY
ISBN 10
4167913305   COPY
出版者記号
16   COPY
Cコード
C0193  
0:一般 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年6月11日
最終更新日
2019年7月19日
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紹介

「ええ声」を持つ「なにか」はいかにして「悪声」となったのか――ほとばしるイメージ、疾走する物語。著者入魂の長編小説。

「なにか」は、ある重みをもって、廃寺のコケの上にそっと置かれた――京都のはずれの廃寺に捨てられたみどりごは、コケに守られながら生をつなぎ、やがて犬のブリーディングと桜の剪定を生業とする花崎さんに引き取られる。

「なにか」の声は、居合わせた誰もがはっと振り返るような特別なものだった。長じて歌うことを覚えた「なにか」は、アムステルダムからやってきたサックス・プレイヤーの「タマ」と「あお」の父娘といっしょに、生駒の方舟教会でライブを行う。

奔放な想像力が魅力の、現代を代表する物語作家いしいしんじ。そのいしいさんが、筋立ても分量も、あらかじめ何も決めずに想像の赴くままに書き進めた、少年の一代記。

第4回河合隼雄物語賞受賞作。

解説・養老孟司

上記内容は本書刊行時のものです。