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ボラード病
発行:文藝春秋
文庫判
192ページ
定価
520円+税
- 書店発売日
- 2017年2月10日
- 登録日
- 2016年12月12日
- 最終更新日
- 2017年1月13日
書評掲載情報
2019-11-10 |
読売新聞
朝刊 評者: 奥野克巳(立教大学教授、人類学者) |
2019-05-12 |
産經新聞
朝刊 評者: 高橋敏夫(早稲田大学教授、文芸評論家) |
2019-05-05 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 横尾和博(文芸評論家) |
2018-03-11 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 横尾和博(文芸評論家) |
2017-10-22 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
B県海塚市は、過去の災厄から蘇りつつある復興の町。
皆が心を一つに強く結び合って「海塚讃歌」を歌い、新鮮な地元の魚や野菜を食べ、
港の清掃活動に励み、同級生が次々と死んでいく――。
この町に母親と2人で暮らす小学五年生の恭子の視点を通し、淡々とつづられる回想は、やがて歪んだ異世界を浮き彫りにする。
集団心理の歪み、蔓延る同調圧力の不穏さを、小説でしか出来ない方法で描き、読む者を驚愕・震撼させたディストピア小説の傑作!
解説は『想像ラジオ』のいとうせいこう氏。
上記内容は本書刊行時のものです。