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第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」
発行:文藝春秋
新書判
重さ 187g
272ページ
定価
1,000円+税
- 書店発売日
- 2023年3月17日
- 登録日
- 2023年2月10日
- 最終更新日
- 2023年3月9日
書評掲載情報
2023-06-10 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 田所昌幸(国際大学特任教授) |
2023-04-30 |
読売新聞
朝刊 評者: 小泉悠(東京大学講師・安全保障研究者) |
2023-04-23 | 産經新聞 朝刊 |
2023-04-22 |
朝日新聞
朝刊 評者: 詫摩佳代(東京都立大学教授) |
2023-04-15 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
〝ポストGゼロ〟〝ポスト米中対立〟の「新グレートゲーム」のキープレーヤーとなるのはインド――。
すでに14億人を超え2023年中に中国を抜いて人口世界第1位に躍り出るとされ、軍事費では世界第3位、きたる2047年に建国100年を迎えるインド。「米中に次ぐ第三の大国」は、伝統的非同盟を堅持しつつ米中に対して自ら独立した〝極〟となる戦略的自立で存在感を増している。
ウクライナ侵攻をめぐる国連安保理でのロシア非難決議案採決を棄権、各国による経済制裁のさなかにもロシアから石油を爆買いするインド。普通なら風当たりが強くなりそうなものだが、実際に起きたのは独自の立場を貫くインドへの主要国トップによる〝モディ詣で〟だった。
貿易協定、サプライチェーン、エネルギー、半導体、インフラ整備、感染症対策……。米中を軸とした覇権争いはあらゆる分野で激しさを増し、南アジアからヨーロッパにかけて世界各地で「一帯一路」対「自由で開かれたインド太平洋」の二大経済圏構想が激突している。そのキープレイヤーであるインドは、中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)に当初から加盟しながら、安全保障上はクアッド(日米豪印戦略対話)の枠組みにあるなど独自の論理で何を考え、どこへ向かうのか。インドが分かれば、世界が分かる!
上記内容は本書刊行時のものです。