..
【利用可否不明】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
注文サイト:
『機動警察パトレイバー』 寿司屋の後藤
発行:文藝春秋
四六判
重さ 322g
272ページ
定価
1,800 円+税
1,980 円(税込)
- 書店発売日
- 2026年6月25日
- 登録日
- 2026年5月26日
- 最終更新日
- 2026年7月1日
書評掲載情報
| 2026-08-08 | 読売新聞 朝刊 |
| MORE | |
| LESS | |
紹介
後藤隊長が寿司屋に!?
あの日から30年、元・特車二課第二小隊隊長・後藤喜一は、寿司屋になっていた!?
後藤が、熱海で営む小さな寿司屋。
店にたむろする愛すべき常連たちと、そこを訪れる旧・特車二課の面々。
遊馬、野明、太田、進士、山崎、香貫花……そしてあの人も――
彼らは何を語るのか――?
――――――
熱海の路地の先にある小さな寿司屋。
日本有数の温泉地――熱海駅から徒歩3分ほどの路地裏の店だ。
ネットにも情報はほとんど載っていない。
駅近くの場所とはいえ、かなりわかりにくい。目印となる店の看板はない。
店の前に出された、さほど大きくもない黒板に店名が記されているだけで、
その情報からここが寿司屋である、とかろうじてわかるだけである。
――店主は半眼に閉じたような眠たげな目を向けた。70を少しすぎたくらいだろうか。 ふんだんにある頭髪は見事に白く、やや猫背で威勢のよさは微塵もない。
「うちはマグロもサーモンもありません。どっちもこのあたりでは揚がらない魚なんで、地のものしか扱ってないんですよ。すみませんね」
言いながら、客を見ることもなくまな板を拭いている。
(第一話 「店の名は」 より )
上記内容は本書刊行時のものです。
