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煉獄の時
発行:文藝春秋
四六判
重さ 700g
808ページ
定価
3,200円+税
- 書店発売日
- 2022年9月26日
- 登録日
- 2022年8月26日
- 最終更新日
- 2022年9月23日
紹介
著者のライフワーク〈矢吹駆シリーズ〉11年ぶりの最新作、800ページの超大作!
1978年6月。ナディアは著名な作家のシスモンディに、友人・矢吹駆を紹介する。シスモンディのパートナーであり、戦後フランス思想家の頂点に立つクレールが彼女にあてた手紙が消失した謎を駆に解き明かしてほしいというのだ。しかし手紙をネタに誘い出されたシスモンディとナディアは、セーヌ川に係留中の船で全裸の女性の首なし屍体を発見する。事件の調査のためリヴィエール教授を訪ねると、彼は若き日の友人、イヴォン・デュ・ラブナンのことを語り始める。39年前、イヴォンも首なし屍体事件に遭遇したというのだ――。
時空を超え広がる謎の迷宮に、矢吹駆が挑む!
目次
序章 冬の越境
【現在Ⅰ】
第一章 深夜の電話
第二章 手紙の消失
第三章 船室の屍体
第四章 教授の回想
【過去】
第五章 兵士の帰還
第六章 悪夢の記憶
第七章 無頭の女神
第八章 廃墟の秘儀
第九章 戦争の序曲
第十章 灰色の首都
【現在Ⅱ】
第十一章 狂気の論理
第十二章 双子の運命
第十三章 獄舎の証人
第十四章 手紙の発見
終章 夏の越境
上記内容は本書刊行時のものです。