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心はどこへ消えた?
発行:文藝春秋
四六判
重さ 323g
256ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2021年9月3日
- 登録日
- 2021年7月30日
- 最終更新日
- 2021年8月8日
書評掲載情報
2021-12-25 |
毎日新聞
朝刊 評者: 清田隆之(文筆業) |
2021-10-23 | 日本経済新聞 朝刊 |
2021-09-04 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
この20年、心は消滅の危機にさらされている。物が豊かな時代は終わり、リスクだけが豊かな時代がやってきたからだ。人々は目の前のことでせいいっぱい。心はすぐにかき消されてしまう。社会にも、身近な人間関係にも、そして自分自身の中にさえも、心というプライベートで、ミクロなものを置いておく余裕がない。それでも心は見つけ出されなければならない。自分を大切にするために、そして、大切な誰かを本当の意味で大切にするために。ならば、心はどこにあるのか? その答えを求めて、臨床心理士は人々の語りに耳を傾けた――。現れたのは、命がけの社交、過酷な働き方、綺麗すぎる部屋、自撮り写真、段ボール国家、巧妙な仮病など、カラフルな小さい物語たちだった。
『居るのはつらいよ』で第19回大佛次郎論壇賞受賞、紀伊国屋じんぶん大賞をW受賞した気鋭の著者が「心とは何か」という直球の問いに迫る、渾身のエッセイ。
上記内容は本書刊行時のものです。