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オーガ(ニ)ズム
発行:文藝春秋
四六判
864ページ
定価
2,400円+税
- 書店発売日
- 2019年9月26日
- 登録日
- 2019年8月3日
- 最終更新日
- 2019年9月28日
書評掲載情報
2021-09-04 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 重里徹也(聖徳大学教授・文芸評論家) |
2021-08-21 |
朝日新聞
朝刊 評者: 江南亜美子(京都芸術大学専任講師・書評家) |
2020-08-30 |
読売新聞
朝刊 評者: 澤西祐典(作家) |
2020-01-05 |
毎日新聞
朝刊 評者: 鴻巣友季子(翻訳家) |
2019-11-23 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 細谷正充(文芸評論家) |
2019-10-20 |
読売新聞
朝刊 評者: 鈴木洋仁(東洋大学研究助手、社会学者) |
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紹介
いまや阿部の手によって、物語は象徴性と固有性の重力圏から離脱しつつある。――斎藤環氏(精神科医・批評家)
著者は、日米関係そのものを体現する壮大な偽史を書き上げたといえるだろう。――大和田俊之氏(アメリカ文学者)
ラリー・タイテルバウムと阿部和重は本作の中で本作の中の世界を救ったが、次に、あなたの世界であなたの世界を救うのは、あなた自身なのだ。――樋口恭介氏(作家)
劉慈欣《三体》三部作は全世界で2900万部以上という驚異的なベストセラーに成長したが、《神町》三部作は文学的にもスケール的にも(ついでに分量的にも)じゅうぶんそのライバルとなりうる小説だ。――大森望氏(翻訳家・書評家)
現実が終わり、伝説も終わる――
作家・阿部和重の東京の自宅に、ある夜、招かざる客が
瀕死の状態で転がり込んできた。
その男・ラリーの正体は、CIAケースオフィサー。
目的は、地下爆発で国会議事堂が崩落したことにより首都機能が移転され、
新都となった神町に古くから住まう菖蒲家の内偵。
新都・神町にはまもなく、アメリカ大統領オバマが来訪することになっていた。
迫りくる核テロの危機。
新都・神町に向かったCIAケースオフィサーと、幼い息子を連れた
作家は、世界を破滅させる陰謀を阻止できるのか。
『シンセミア』『ピストルズ』からつづく神町トリロジー完結篇。
作家、3歳児、CIAケースオフィサーによる破格のロードノベル!
上記内容は本書刊行時のものです。