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百花 川村 元気(著/文) - 文藝春秋
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百花 (ヒャッカ)

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発行:文藝春秋
四六判
304ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-16-391003-1   COPY
ISBN 13
9784163910031   COPY
ISBN 10h
4-16-391003-4   COPY
ISBN 10
4163910034   COPY
出版者記号
16   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年3月29日
最終更新日
2019年6月14日
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書評掲載情報

2019-07-13 日本経済新聞  朝刊
2019-06-23 読売新聞  朝刊
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紹介

「あなたは誰?」
息子を忘れていく母と、母との思い出を蘇らせていく息子。
ふたりには忘れることのできない“事件”があったーー。
現代に新たな光を投げかける、愛と記憶の物語。

『世界から猫が消えたなら』『億男』『四月になれば彼女は』の著者、待望の最新刊!

【内容紹介】
大晦日、実家に帰ると母がいなかった。
息子の泉は、夜の公園でブランコに乗った母・百合子を見つける。
それは母が息子を忘れていく日々の始まりだった。

認知症と診断され、徐々に息子を忘れていく母を介護しながら、泉は母との思い出を蘇らせていく。
ふたりで生きてきた親子には、どうしても忘れることができない出来事があった。
母の記憶が失われていくなかで、泉は思い出す。
あのとき「一度、母を失った」ことを。
泉は封印されていた過去に、手をのばすーー。

現代において、失われていくもの、残り続けるものとは何か。
すべてを忘れていく母が、思い出させてくれたこととは何か。

上記内容は本書刊行時のものです。