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別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎 ヤマザキ マリ(著/文) - NHK出版
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別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎 (ベッサツエヌエイチケイヒャップンデメイチョハテシナキイシノモリショウタロウ)

ムック
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発行:NHK出版
A5判
168ページ
定価 1,100円+税
ISBN
978-4-14-407274-1   COPY
ISBN 13
9784144072741   COPY
ISBN 10h
4-14-407274-6   COPY
ISBN 10
4144072746   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C9470  
9:雑誌扱い 4:ムック・その他 70:芸術総記
雑誌コード
6407274
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年6月1日
最終更新日
2021年7月26日
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紹介

天才を超えた萬画家・石ノ森章太郎の「とてつもなさ」を語り尽くす一冊!

はじめに―石ノ森章太郎の「残留思念」が私たちを形作った

第1章『さるとびエッちゃん』ヤマザキマリ
~「おかしなあの子」が示す柔らかな生き方
*「女の子」や「傍観者」を勇気づけた石ノ森の先駆性

竹宮惠子インタビュー『マンガ家入門』からすべてが始まった!

第2章『サイボーグ009』名越康文
~描かれた思春期の苦悩と困難
*ダイバーシティを先取りし、「思春期の少年」のココロを知り尽くした石ノ森の心智

島本和彦インタビュー「石ノ森先生が天才だと思う、ワタクシ的な理由」

第3章『佐武と市捕物控』夏目房之介
~青年漫画の革命児
*「マンガの文法」を開拓し時代と切り結んだ石ノ森の斬新さ

石ノ森章太郎略年譜

第4章『仮面ライダー』宇野常寛
~受け継がれる コンセプター・石ノ森の遺伝子
*コンセプターとしてキャラクターデザインに革命を起こした石ノ森のセンス

○ほか:カラー口絵8ページ/ショートコラム「27歳で上梓した『マンガ家入門』」

目次

はじめに―石ノ森章太郎の「残留思念」が私たちを形作った

第1章『さるとびエッちゃん』ヤマザキマリ
~「おかしなあの子」が示す柔らかな生き方
*「女の子」や「傍観者」を勇気づけた石ノ森の先駆性

竹宮惠子インタビュー『マンガ家入門』からすべてが始まった!

第2章『サイボーグ009』名越康文
~描かれた思春期の苦悩と困難
*ダイバーシティを先取りし、「思春期の少年」のココロを知り尽くした石ノ森の心智

島本和彦インタビュー「石ノ森先生が天才だと思う、ワタクシ的な理由」

第3章『佐武と市捕物控』夏目房之介
~青年漫画の革命児
*「マンガの文法」を開拓し時代と切り結んだ石ノ森の斬新さ

石ノ森章太郎略年譜

第4章『仮面ライダー』宇野常寛
~受け継がれる コンセプター・石ノ森の遺伝子
*コンセプターとしてキャラクターデザインに革命を起こした石ノ森のセンス

○ほか:カラー口絵8ページ/ショートコラム「27歳で上梓した『マンガ家入門』」

著者プロフィール

ヤマザキ マリ  (ヤマザキ マリ)  (著/文

漫画家、エッセイスト、東京造形大学客員教授。1967年東京都生まれ。17歳のときに渡伊、国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で油絵と美術史を専攻。エジプト、シリア、ポルトガル、アメリカと各地で活動したのち、現在はイタリアと日本に拠点を置く。1997年より漫画家として活動開始、2010年、『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。ほかの主な漫画作品に『スティーブ・ジョブズ』(講談社)、『プリニウス』(とり・みきとの共作、新潮社)など。エッセイに、人生の自由さと楽しさを教えてくれた母親との日々を描いた『ヴィオラ母さん――私を育てた破天荒な母・リョウコ』(文藝春秋)のほか、『国境のない生き方――私をつくった本と旅』(小学館新書)、『たちどまって考える』(中公新書ラクレ)など多数。2015年度芸術選奨新人賞受賞、2019年、日本の漫画家として初めてイタリア共和国星勲章・コメンダトーレを受章。

名越 康文  (ナコシ ヤスフミ)  (著/文

1960年、奈良県生まれ。専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、コメンテーターとして映画評論、漫画分析などの様々な分野で活躍する。著書に『SoloTime「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である』『驚く力──矛盾に満ちた世界を生き抜くための心の技法』(夜間飛行)、『〈新版〉自分を支える心の技法』(小学館)などがある。近年は自ら作曲作詞を手掛けるオリジナル・バンド「THE BARDIC BAND」で音楽活動も行っている。

夏目 房之介  (ナツメ フサノスケ)  (著/文

マンガ・コラムニスト、元学習院大学教授。1950年、東京都生まれ。青山学院大学史学科卒。72年、マンガ家デビュー。82~91年、「週刊朝日」にマンガコラム「學問」を連載。96~2009年、「NHK BSマンガ夜話」レギュラー。マンガ、イラスト、エッセイ、講演、テレビ出演など多ジャンルにわたる表現活動で活躍中。夏目漱石の孫。2008~20年度まで学習
院大学文学部教授も務めた。著書に『手塚治虫はどこにいる』(ちくま文庫)、『マンガはなぜ面白いのか その表現と文法』(NHK ライブラリー)、『孫が読む漱石』(新潮文庫)などがある。1999年、マンガ批評への貢献により第3回手塚治虫文化賞特別賞受賞。

宇野 常寛  (ウノ ツネヒロ)  (著/文

1978年生まれ。評論家。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『母性のディストピア』(集英社)。『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』(朝日新聞出版)、『遅いインターネット』(幻冬舎)、石破茂氏との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)、対談集『静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話』(河出書房新社)など多数。立教大学社会学部兼任講師。

上記内容は本書刊行時のものです。