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「和歌所」の鎌倉時代 小川 剛生(著) - NHK出版
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「和歌所」の鎌倉時代 (ワカドコロノカマクラジダイ) 勅撰集はいかに編纂され、なぜ続いたか (チョクセンシュウハイカニヘンサンサレナゼツヅイタカ)

歴史・地理
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発行:NHK出版
B6判
320ページ
定価 1,800 円+税   1,980 円(税込)
ISBN
978-4-14-091285-0   COPY
ISBN 13
9784140912850   COPY
ISBN 10h
4-14-091285-5   COPY
ISBN 10
4140912855   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C1392  
1:教養 3:全集・双書 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年4月26日
最終更新日
2024年6月12日
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書評掲載情報

2024-08-03 日本経済新聞  朝刊
評者: 五味文彦(歴史学者)
2024-07-28 産經新聞
評者: 青木奈緒(文筆家)
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紹介

500年以上続いた未曾有の国家事業――勅撰和歌集
天皇の命を受けて編纂された歌集――勅撰和歌集は、乱世のなか500年以上にわたって生み出されてきた。古今和歌集をはじめ、初期の勅撰集に注目が集まりがちだが、勅撰和歌集が権威を持つようになったのは鎌倉時代以降のことである。しかし、それぞれの勅撰集がいかに編纂されたかは意外なほど知られていない。本書では鎌倉時代の勅撰集がいかに編纂されたかを、新史料も交えてつぶさに描き出す。それによって見えてくるのは、単なる文学史を超えた、和歌と政治の相互補完関係という中世という時代の特質である。

目次
はじめに
序章  和歌所とその源流
第一章 開闔・源家長と歌人たち―新古今和歌集
第二章 撰者の日常―新勅撰和歌集
第三章 創られる伝統―続後撰和歌集
第四章 東西の交渉と新しい試み―続古今和歌集
第五章 和歌所を支える門弟―続拾遺和歌集
第六章 打聞と二条家和歌所―永仁勅撰企画・新後撰和歌集
第七章 おそろしの集―玉葉和歌集
第八章 法皇の長歌―続千載和歌集
第九章 倒幕前夜の歌壇―続後拾遺和歌集

目次

はじめに
序章  和歌所とその源流
第一章 開闔・源家長と歌人たち―新古今和歌集
第二章 撰者の日常―新勅撰和歌集
第三章 創られる伝統―続後撰和歌集
第四章 東西の交渉と新しい試み―続古今和歌集
第五章 和歌所を支える門弟―続拾遺和歌集
第六章 打聞と二条家和歌所―永仁勅撰企画・新後撰和歌集
第七章 おそろしの集―玉葉和歌集
第八章 法皇の長歌―続千載和歌集
第九章 倒幕前夜の歌壇―続後拾遺和歌集

著者プロフィール

小川 剛生  (オガワ タケオ)  (

1971年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程退学(2000年学位取得)。現在、慶應義塾大学教授。専門は中世文学・和歌文学。著書に『中世和歌史の研究 撰歌と歌人社会』(塙書房)、『武士はなぜ歌を詠むか-鎌倉将軍から戦国大名まで』(KADOKAWA)、『兼好法師 徒然草に記されなかった真実』(中公新書)『二条良基』(吉川弘文館)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。