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「幕府」とは何か
武家政権の正当性
発行:NHK出版
B6判
368ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2023年1月25日
- 登録日
- 2022年12月1日
- 最終更新日
- 2023年1月24日
書評掲載情報
2023-03-04 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 本郷恵子(日本中世史研究者) |
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紹介
武力だけでは権力を維持できなかった。正統性なき政権の、支配の正当性とは何か。
700年におよぶ”武士の政権”について、私たちはどれほど本当に知っているだろうか。「清和源氏でなければ征夷大将軍になれなかった」「”鎌倉幕府”は後世の学術用語で、当時は使われていなかった」などの数々の誤解を正すところから始め、古典から最前線までの学説も総括。「京都を食糧で満たす」ことが正当性の根拠となった古代の「都市王権」から、「法の支配」も意識された鎌倉・室町期を経て、「伝統としての権力」が強調される江戸時代までをたどりながら、支配の正当性がその折々にどうアップデートされてきたのかを、歴史学・政治学・社会学・哲学の垣根を越えて描き出す。日本史を見る眼が一変する、かつてないスケールの歴史書!
上記内容は本書刊行時のものです。