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<普遍性>をつくる哲学 岩内 章太郎(著/文) - NHK出版
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<普遍性>をつくる哲学 (フヘンセイヲツクルテツガク) 「幸福」と「自由」をいかに守るか (コウフクトジユウヲイカニマモルカ)

哲学・宗教
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発行:NHK出版
B6判
320ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-14-091269-0   COPY
ISBN 13
9784140912690   COPY
ISBN 10h
4-14-091269-3   COPY
ISBN 10
4140912693   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C1310  
1:教養 3:全集・双書 10:哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年4月24日
最終更新日
2021年6月18日
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書評掲載情報

2021-10-03 読売新聞  朝刊
評者: 中島隆博(東京大学教授・哲学者)
2021-08-21 毎日新聞  朝刊
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紹介

マルクス・ガブリエルの次へ!

今世紀に入って、カンタン・メイヤスー、マルクス・ガブリエル、グレアム・ハーマンらの「新しい実在論」が一世を風靡した。これについての鮮やかな解説書で好評を得た新鋭哲学者が、オリジナルの哲学マニフェストを書き下ろす! 閉塞感ただよう時代、とくに若者は「自己実現の自由」に飽いて、個々人の「小さな幸福」に閉じこもる。しかし社会的「自由」を放棄すればカネの力やハラスメントがのさばり、「幸福」も脅かされる。幸福、そして自由を確保するためにいま必要なのは、哲学がもつ「合意を形成する力」だ――。現代実在論からポストモダン思想へ遡り、近代哲学の可能性を捉え直して、真の「多様性」を守るための哲学の原理を示す。

(仮)
序 現代の「普遍論争」 ――「実在」をめぐる千年の争い
第一章 新しい実在論の登場――普遍性は実在する
第二章 構築主義の帰結――普遍性を批判する
第三章 現象学の原理――普遍認識の条件
第四章 現象学的言語ゲーム――普遍性を創出する
終章 もう一度、自由を選ぶ ――「関係性の充足」と「ソロ充の快楽」のために

目次

(仮)
序 現代の普遍論争
第一章 新しい実在論の登場――普遍性は実在する
第二章 構築主義の帰結――普遍性を批判する
第三章 現象学の原理――普遍認識の条件
第四章 現象学的言語ゲーム――普遍性を創出する
終章 もう一度、自由を選ぶ

著者プロフィール

岩内 章太郎  (イワウチ ショウタロウ)  (著/文

豊橋技術科学大学准教授。1987年札幌生まれ。早稲田大学国際教養学部卒業、同大大学院国際コミュニケーション研究科博士後期課程修了。博士(国際コミュニケーション学)。同大国際教養学部助手を経て現職。専門は現象学を中心とした哲学。
著書に『新しい哲学の教科書――現代実在論入門』(講談社選書メチエ)、『現象学とは何か――哲学と学問を刷新する』(共著・河出書房新社)、『交域する哲学』(共著・月曜社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。