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ローマ史再考 田中 創(著/文) - NHK出版
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NHKブックス No.1265 1265

ローマ史再考 なぜ「首都」コンスタンティノープルが生まれたのか

発行:NHK出版
B6判
256ページ
定価 1,400円+税
ISBN
9784140912652
Cコード
C1322
教養 全集・双書 外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年6月25日
最終更新日
2020年8月26日
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書評掲載情報

2020-10-18 読売新聞  朝刊
評者: 山内志朗(慶應義塾大学教授、倫理学者)

紹介

西欧中心のローマ史観を根底からくつがえす

「ローマ史は五賢帝時代がピークで、あとは下降線」。世界史を学んだ人が抱くこんなイメージは、18世紀イギリスの歴史家エドワード・ギボンが印象的に描き出したもので、日本にも広く知れ渡っている。しかしそろそろこうした「西ヨーロッパ中心主義」を解体する時期ではないか――期待の俊英が、ローマが2000年続いたのは東側に機能的な首都・コンスタンティノープルを作ったからだとし、勅令や教会史に現れる「儀礼を中心とした諸都市の連合体」としてのローマ帝国像を生き生きと描き出す。コンスタンティヌス帝やユスティニアヌス帝ら「専制君主」とされる皇帝たちは、本当は何に心を砕いていたのか? 最新研究を踏まえた驚きの古代史!

目次

はじめに
第一章  コンスタンティノープル建都
第二章  元老院の拡大――コンスタンティヌスの発展的継承
第三章  移動する軍人皇帝の終焉
第四章  儀礼の舞台――変容する皇帝像
第五章  合意形成の場としての都
第六章  都の歴史を奪って
おわりに

著者プロフィール

田中 創  (タナカ ハジメ)  (著/文

東京大学准教授。1979年東京生れ。東京大学文学部卒業、同大大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。世界で初めて、ギリシャの弁論家リバニオスの『書簡集』を現代語に全訳した(1・2巻、京都大学学術出版会)。論文に「古代末期における公的教師の社会的役割」(『史学雑誌』第117巻2号)、「ローマ帝政後期のギリシア修辞学と法学・ラテン語教育」(『西洋史研究』第41号)など、共著に『古代地中海の聖域と社会』(勉誠出版)、『古代地中海世界のダイナミズム――空間・ネットワーク・文化の交錯』(山川出版社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。