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進化思考の世界 : ヒトは森羅万象をどう体系化するか
発行:日本放送出版協会
縦190mm
265ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年9月
- 登録日
- 2016年10月18日
- 最終更新日
- 2016年10月18日
紹介
世界の「変化」と「由来」を体系化する方法「進化思考」。それはけっしてダーウィン一人の発明品ではない。この進化思考の起源はどこにあり、現代の科学にどのような影響を与えているのか。ダーウィンもその流れに位置する博物学の伝統から、系統情報学や統計的系統学など現代進化学の最先端まで、生物学にとどまらない進化思考の広がりを追う。多様で複雑なこの世界を体系的に理解したいという、ヒトの認識の核心に迫る知的興奮の一冊。
目次
序章 進化学の「源流」をたどる旅への出発
第1章 ダーウィンを取り巻く英国博物学の空気
第2章 ヘッケルとドイツ体系学の系譜
第3章 描かれる進化の図像-分類、系統、マップ、ネットワーク
第4章 生物多様性を体系化する-時間軸と空間軸の可視化の試み
第5章 体系思考と進化思考-存在と過程を探究する方法論
第6章 二一世紀の進化学と体系学-温故知新か偶像破壊か
終章 系統樹なくしては何ものも意味をもたない
上記内容は本書刊行時のものです。